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夏休み前に、インターネットとの付き合い方をあらためて考える。〜小学校での「ICT教育支援プロジェクト」を今年度も推進中!~

お疲れさまです。Supershipホールディングス コーポレートコミュニケーション部 マーケティングコミュニケーションGの石川です。

今回は、これまでもSuper Storiesでお伝えしてきた小学校でのICT教育支援プロジェクトについて、直近の活動報告をしたいと思います!

SupershipグループのICT教育支援プロジェクトは、東京都教育委員会が「都内の公立小・中学校において、デジタルを活用した学習を推進する取り組み」を立ち上げたことをきっかけに、2021年10月より活動を開始しました。教育委員会の取り組みに賛同・協力する企業として私たちが参画し、港区立御成門小学校のICT教育をサポートする役割を担っています。今年度も引き続き港区内の小学校のICT教育を支援しています。

詳しいレポートは、過去のSuper Storiesの記事をご覧ください!

ネットモラルやマナーについて、あらためて考えてみよう。

今年5月下旬、港区内の小学校の校長先生が集まる会議体に参加する機会をいただき、昨年度の御成門小学校での活動内容(ICTモラル教育/プログラミング授業)について発表しました。そこで港区立港南小学校より同内容について支援のオファーをいただき、今年度より一緒に取り組ませていただくこととなりました。

港南小学校は全校児童約1,400名が在籍する、都内屈指の大きな小学校です。児童数もさることながら校舎内も広大で、学習するための設備が充実していました。私たちが学校を訪問した際には、校舎内ですれ違う子どもたちが元気いっぱいに挨拶してくれました。
今回のICTモラル教育の授業で一緒に学習した5年生、6年生も一学年6クラスと大所帯!5年生については時間割の都合上2クラス合同で授業を実施したため、それはもう本当に賑やかで子どもたちの有り余るパワーに完全に圧倒された我々でした(笑)。

東京都内の小学校においては、GIGAスクール構想実現に向けた教育のためのICT環境整備が新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けて前倒しされたため、2020年度初頭に児童1名につき一台のタブレット端末が配布されました。
前例もない上にコロナ禍という環境で、学校の先生方も手探りで授業のオンライン・オフラインの併用やタブレット端末を用いた授業を実施するべく工夫を凝らし、試行錯誤されたようです。
それは港南小学校においても例外ではなく、同校の校長先生は「インターネットを使う上でのリテラシーなど、子ども達に十分な注意喚起をする間もなくタブレットの活用が始まってしまいました。これから夏休みに入るにあたって生活リズムも崩れがちになってしまうので、ネットモラルやマナーについて、子どもたちとしっかり考える機会をつくりたいと思っています」と仰っていました。

校長先生のお話を受け、御成門小学校で昨年行った授業のために私たちが制作した資料をベースに、夏休み中の生活の乱れや気の緩みがもたらすネット利用への影響を鑑みたトピックを二点追加することにしました。
一点目はインターネットの長時間利用がもたらす可能性のある健康被害、二点目はIDやパスワードなどの個人情報を他人になぜ教えたらダメなのか?というトピックについて、皆で考えることにしました。

インターネットを使う上でのルールは決めている?

それらを考える上で導入となるグループワークでは、「インターネットを使う上でどんなルールを決めていますか?」という質問を児童の皆さんに投げかけました。

すると、次のような意見が。

  • タブレットで遊ぶ時間を平日は30分間、休日は1時間と決めている。

  • 夜9時以降タブレットは使わないよう、家族に渡す。

  • (怪しいサイトや公序良俗に反したサイトをブロックするための)フィルタリングをした上で利用する。

  • インスタグラムやTwitter、TikTokなどのSNSは閲覧のみで、(今は)投稿しない。

  • 友だちにLINEやメールをするときは相手が不快な思いをしないよう発言に注意し、冷たい印象を与えることがないよう、絵文字を使ったり言い方に気を付ける。

  • 特にルールは決めていないが、家族に注意されたらすぐに止める。

などなど、たくさん上がりました(上記はほんの一例です)。

皆さんの意見を聞いていると「利用時間」についてのルールを定めている児童・ご家庭が多く、ルールを決めている児童もそうでない児童も「もう少し遊びたい」という自分の欲求を家族のフォローのもと、上手にコントロールしている印象を受けました。

家族とルールを設け、メリハリをつけて使おう。

実際問題としてインターネットの長時間利用が、朝起床できなかったり、生活リズムが昼夜逆転するなど、影響を及ぼしてしまうケースがあることは確かです。ただ、長時間利用が一概に悪いと決めつける前に「目的」を持って使うことを心がけて欲しいと伝えました。例えば同じ1時間使うのでも、オンラインゲームに費やすのと、調べものや学習のために使うのでは目的や価値が違ってきます。メリハリをつけて、勉強や遊びに使うことを心がけていきましょうというお話をさせていただきました(たっぷり自戒も込めて…)。

また、インターネットやスマートフォンなどのデバイス利用の経験が乏しい小学生においては、悪気なく他者のログインIDやパスワードを聞いたり、教えてしまうケースがあります。
IDやパスワードも大事な「個人情報」であり、人の個人情報を盗まない、万が一聞かれても絶対に教えてはいけないことをあらためて説明しました。

こうした背景の中で、インターネットやスマートフォンの普及に伴いSNSを起因とした事件や犯罪は増加し続けています。万が一トラブルに巻き込まれるようなことがあった時は、すぐに保護者や学校の先生など「周りの大人」に勇気を持って報告・相談して欲しいことも伝えました。当事者になってしまうと相談しづらい思いがあるかもしれませんが、大人が介在することで未然に防げる事件・犯罪は多くあります。そして当事者でなくとも、自分の友だちの異変に気づくことがあれば、同じように声を上げる勇気を持ってもらいたいと思います。

インターネットを取り巻く事実を知り、正しく安全に使うことで世界は広がる。

授業を終え、6年生の児童からこんな感想をいただきました。

「今日の授業で教えてもらったことを自分だけの学びにするのではなく、家族やおじいちゃん、おばあちゃんにも教えてあげて、大事な人をネット犯罪から少しでも守りたいと思いました。」

私たちが伝えたことが子どもたちの知識となり、自分自身の言葉でアウトプットしてもらえることは、純粋にとてもうれしいことです。
子どもたちが安心・安全にインターネットの世界で学び、楽しみ、私たち大人はそんな子どもたちをトラブルから守るために見守り、時には適切にフォローしてあげられる、そんな環境・社会をつくっていきたいと、あらためて考えた授業となりました。

最後に、港南小学校の校長先生からいただいたコメントをご紹介します!
「GIGAスクール構想の下、港区でも一人一台のタブレットが配布されました。特にコロナ禍の中、オンライン授業やハイブリッド授業を進める必要に迫られ、教員もその活用に試行錯誤しました。しかし子供たちへのICTリテラシーにおいて、十分な指導が行き届かず、遊びとしての使用やいたずら等、様々な課題がありました。今回、夏休み前にこの出前授業で、子供たちに正しい活用方法を促していただき、とても感謝しています。」

なお、次回は同校でのScratch(スクラッチ)を使ったプログラミング講座の様子をお伝えしますので、是非お楽しみに!!

Supershipグループでは今後も、子どもたちに向けたデジタル教育支援活動を続けてまいります!


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