Supershipの新卒研修プログラムをご紹介 〜入社式から配属までの2か月半を振り返る〜
こんにちは!ピープル&コミュニケーション本部の白川です。
2024年度、Supershipグループ(Supership・DATUM STUDIO・ちゅらデータ)には過去最多となる総勢39名の新卒社員がジョインしました。
入社以降、各社ごとに行われる研修の間、各々が社会人としてのビジネスマナーを学び、事業理解のためのインプット・アウトプットを繰り返しながら過ごしましたが、今回はSupership社の新卒研修2024を振り返り、その内容の一部をご紹介します。
ポイントは大きく分けて3点です。
新卒研修2024の概観
2024年度は、入社式を含む初週の一部をSupershipグループ合同で、その後は各社ごとに構成されたプログラムで研修を実施。
Supershipでは最初の1ヶ月間を導入研修として、主にインプット中心の期間として設計。GW明けからはジョブローテーション期間として、自身の目で各事業部のシゴトを体験し、そこで働くヒトと交流する機会を設けました。
すべてのプログラム終了後、配属先が通達され、6月3週目からはいよいよ配属先での仕事がスタートします。
Supership新卒研修の5つのゴール
2024年度の新卒研修ではゴールとして5つの項目を掲げました。
ベーススキルの習得:職種問わず必要となるベーススキルの習得
事業理解:Supership Groupの事業と業務理解
カルチャー理解:Supership Groupの理念とカルチャー理解
マインドセット:成長を最大化するためのマインド構築
同期メンバー間の関係構築:配属後も支え合える同期関係の構築
「研修」と聞いてよくイメージされるベーススキルの習得はもちろんですが、Supershipの新卒研修ではSupershipグループのカルチャー理解や同期メンバー間の関係を強固なものにすることに、より一層力を入れています。
新卒研修2024の段階的成長プログラム
Week1:ビジネスマナー研修・Officeソフト関連研修など
研修初日はSupershipグループ合同の入社式から始まりました。入社式後はウェルカムランチを実施し、午後からは業務用PCが貸与され、研修期間に入ります。
初週はビジネスマナーやExcelやWordなどのOfficeソフト関連の研修が続きます。最終的にはOfficeソフトを効果的に用いて、プロとして相応しいクオリティで表やチャート、スライドを作成できる状態を目指します。
Week2:ロジカルシンキング研修
翌週からはロジカルシンキング研修が始まります。前半はロジカルシンキングとコミュニケーションの基礎について学び、後半ではグループに分かれて指定されたテーマに基づきアウトプットを作成します。
相当の思考・体力が必要な研修ではありますが、ベーススキルや同期メンバー間の関係性はこの研修でグッと高まったのではないかと感じます。2023年度の研修振り返り記事では、「大変だった研修コンテンツ」として取り上げられていましたが、受講者にとってはいろんな意味で「印象的だった」研修なのかもしれません(笑)。
Week3:ロジカルシンキング研修(最終発表)・リーダーズダイアログなど
導入研修の折り返しは、ロジカルシンキング研修の最終発表から始まります。最終発表では、前週で作成したアウトプットを、Supershipの役員と事業部長に対してプレゼンを行い、フィードバックを受けます。そして最後はチームごとに順位が発表され、優勝チームにはちょっとしたサプライズも用意されています。
また、この週からは毎日「リーダーズダイアログ」として、Supershipで活躍する社員が「新卒社員に伝えたいこと」をテーマに講演を行います。このプログラムでは代表の稲葉さんをはじめ、執行役員の皆さんやプロパー社員など、幅広い年代の皆さんに講演いただきます。
Week4:キャリア形成ワークショップ・リーダーシップ研修・事業理解研修など
導入研修の最終週は、その後のジョブローテーションに向けて、事業理解やマインドセットに重点を置いたプログラムで構成しています。
キャリア形成のためのワークショップやリーダーシップ研修では、自らのキャリアを拓くにあたっての大切な考え方や行動指針を学びます。
事業理解研修では、Supershipの事業領域ごとのプロダクトやビジネスモデルと展望について、各事業部長と若手社員から直接話を聞きます。また、会社の数字研修では、財務諸表を読み解き、各事業の収益の状況を把握するための基礎知識を学びます。
ここまでが約1ヶ月の導入研修となります。GW明けには、配属に向けたプログラムに本格的に移行していきます。
5月以降:ジョブローテーションなど
導入研修を終えGWを挟み、5月以降は「ジョブローテーション」がメインコンテンツとなります。期間中、ビジネス職は全5部署を1週間ずつ、技術職は全3部署を1~2週間ずつの割合で実務を体験します。
多くの時間と労力を要するコンテンツでもありますが、最大の目的は、新卒の皆さんに部署を横断した社内のつながりを醸成してもらうことです。将来的に、新卒メンバーが社内のHUB(ハブ)となり、より一層横連携が強化していくことを期待しています。
ジョブローテーションの実施後、事業づくりに関するワークショップを経て、各社員に配属先の希望をヒアリングしたうえで、配属先が通達されます。
2024年度は配属先の通達を、代表の稲葉さんとピープル&コミュニケーション本部長の長谷川さんから直接「配属通知書」を授与するスタイルで行いました。
新卒研修がもたらす組織の進化
例年、新卒研修は本当に多くの皆さんの共創で成立しています。代表の稲葉さんをはじめ、今回研修に関わったメンバーの皆さんからは献身的なサポートをいただきました。
また、新卒研修プログラム全体を通じて組織の練度が向上する様子を私自身、肌で感じました。前々から、新入社員という存在がいるだけで組織にとって価値があると考えていましたが、今回それをより実感しました。具体的に感じたこととしては、以下のようなものです。
組織に潜む暗黙知が、新卒社員からの質問によって形式知・言語化されていく。また、良い意味で組織のステレオタイプをまっさらな知識で壊すことができる。
各研修コンテンツの準備から実施において、各々の業務知識が一層深まる。組織メンバーの関心が、新卒に向くことでチームビルディングにつながる・・・など。
配属後は個人の成果と組織貢献のバランスが求められるようになってきます。新卒メンバー一人ひとりには、組織に貢献できる力が、恐らく自分自身で思っている以上に大きい、ということを忘れずにいてもらえると嬉しいです。
誰にも新卒1年目の時間があり、多くの人に支えられて過ごしたことの大切さを分かっているからこそ、次の世代を育成しようと思う協力につながっているものだと思います。そのような文化を、これからSupershipにジョインするみなさんに継承していけると、事業にとっても組織にとってもより良いミライが待っているのではないかと思います。
新卒の皆さんにはぜひ今後もSupershipのSuperなカルチャーづくりに寄与していってほしいですし、ほかのメンバーの皆さんには、その手助けをしていただきたいと願っています。今後ともよろしくお願いします!
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