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“違う視点”の人と話して、描きたい未来の解像度を上げる【ミライリアルCHALLENGERS’ VOICES vol.1】

お疲れ様です!Supershipホールディングス コーポレートコミュニケーション部/Super Stories編集部の大崎です。

Supershipグループの新規事業創出プログラム「ミライリアルCHALLENGE 2020」は、14組のエントリー応募があるなど大盛況のうちに選考会を終え、2チームが1次審査を通過しました。

※この取り組みの振り返りは以下の記事をご一読ください!

そしてSuper Storiesでは、「ミライリアルCHALLENGE 2020」にチャレンジした皆さんの声を、今回から3回シリーズでお送りしていきます。

初回は、1次選考を通過したチームの山田さん(Supership デジタルエージェンシー事業領域)にインタビューしました。応募プランをどのように固めていったのか、そして「相談相手」の探し方とは・・?次回の応募を少しでも検討しているという方は必読です!

自分の想像の限界を超える未来を見たい

—まずは1次選考通過、おめでとうございます!今の率直な気持ちはいかがですか?

山田さん_取材キャプチャ

取材はリモートで実施しました

「正直なところ、それほど気持ちの浮き沈みはなく、今のところは最終選考に向けて“淡々と焦って情報を集めている”ような感じですね。今回の応募プランはAIをテーマにしているのですが、まだ技術的にわからない部分があるので、色んな人に話を聞いて、イメージが具現化できるかをあらゆる角度から考え続けている、といった状態です」

—応募から1次選考通過に至るまでを順を追って聞いていきたいのですが、そもそもこの「ミライリアルCHALLENGE」に応募されようと思ったきっかけはどういったものでしたか?

「きっかけは2つありまして、1つ目は、学生の頃の起業経験が影響しています。私は美大でデジタル映像作品を作っていたのですが、それを結婚式の会場演出に活かせないかと、ブライダルの企画業を興しました。当時はホテルウェディングが一般的だったので、格式張ったもの以外の選択肢があったら面白いのではないか、と思って起業したのですが、自分自身も周りのメンバーも学生だったので、仕事に責任を負うということの経験が圧倒的に足りず…成功と言える成果は上げられませんでした。

ただ、その時の失敗を今回のミライリアルCHALLENGEでリベンジしようということではありません。当時たとえある程度成功できていたとしても、未熟だった自分に実現できることには限界があったと思います。でも今のSupershipの環境であれば、さまざまな領域において有能な仲間が揃っているので、仲間と一緒に共創することで、私自身の実力や想像の限界を超える未来を見られるのではないか、と思ったことがきっかけとしてまず1つあります。

2つ目は、自分のプレゼンが全社員に生配信されるということで、たとえ選考を通過できなかったとしても、自分の考えや特技を社内にアピールすることができると考えたことです。それによって、同じ課題意識を持った誰かと繋がれるのは素晴らしいなと。また役員の皆さんに真剣に吟味してコメントを頂けるのもまたとない成長の機会だと思いましたし、『ミライリアルCHALLENGEに応募した山田です』みたいに相談もしやすいと思うので、そこも魅力だなと思いました」

—大学時代の起業などといった、チャレンジをするようになったきっかけはありますか?

「子どもの頃から好奇心が強く、大人になっても同じモチベーションで、『楽しい』と思えることに強い興味を持ってずっとやり続けるのが好きでした。

それってプロダクト開発や事業開発に少し似てるなと、大人になってからは感じます。『起業したい!』という考え方ではなくて、何かモノをつくるためにアイデアを組み合わせたり、それをやってみる、手を動かしてみる、といったことが好きでひたすらやり続けられるのだと思います」

まず市場や世の中の動きを分析し、そこから考える

—応募されたプランについてお伺いしたいのですが、どういった過程を経て考え、固めていったのでしょうか?

「はじめに、(親会社である)KDDIの決算説明会資料を見ました。まず今回のミライリアルCHALLENGEがどういう企画なのか、その性質を考えたときに、『数年後の近未来の可能性を具体的に提示し、そのうえで夢を見れるものを提案できれば良いのではないか』という思考に至りました。

そのマクロな視点で資料を見て、近年よく話題に上る『DX』や『OMO』など、KDDIが今後数年でどういったことに注力しようとしているのかを把握し、自動車会社とのつながりを強化するという記述もあったので、MaaSの現状を分析してみたりもしました。

そのうえで、DXであればデザイン思考の重要性が強く叫ばれていたり、OMOであれば、自分はアパレル業界で働いていた経験があるので“街角で歩いている人たちに対しどうアプローチをするか”というオフラインの経験・技術をいかにオンラインにマージできるか、などといったふうに、いろんな角度からどういった未来の可能性を示せるかを考えていきました。

一方で、未来の可能性や社会の話は少し遠く感じる話なので、目の前の実務と繋がっている近未来の話でないと、価値を実感してもらいにくいなとも思いました。それらを踏まえて、Supershipでいま取り組んでいる事業と結びつけ、社内の業務や事業部をつなぐような内容と、『DX』『OMO』『デザイン思考』を組み合わせて、プランを組み立てていきました。あまり一般的ではないやり方かもしれませんが、まず先に市場や世の中の動きを見てそこから考えた、という感じです。

ただ、最終的には『自分がどんな技術や特技を持っているのか』でプランの方向性を決めました。プレゼンすることを考えたときに、『私以外の誰かが全く同じアイデアを提案するとしたら、私とその人との説得力の違いは何だろう?』『私がプレゼンする場合にはどんな説得力が出るのだろう?』といったことを踏まえて考え、磨いていくと、自ずと今回提案したプランのような内容になっていきました。市場の動きと社内の技術に、自分の特技を組み合わせるかたちで、今回のプランを構築しました」

—プランを固めていく中で、方向性が大きく変わったりしたことはありましたか?

「方向性が大きく変わることはありませんでしたが、自分のなかでまだふわっとしていた部分について色んな人にSlackで『今こういうことを考えているんですが、この領域をやっている◯◯さんの視点からはどの辺りに違和感を感じますか?』みたいに相談して解像度を上げていく作業はしました。色んな人に話を聞いてもらう過程で曖昧だったところを明確にしていきました」

より多くの人と話して、視野を広げる

—役員陣への相談会は活用しましたか?

「中森さん(Supership デジタルエージェンシー事業領域 事業部長)に最初から相談させてもらっていました。最初私は1人でエントリーしていまして…、1人で考えているとどうしてもプランのメリット・デメリットの粒度が均一化してしまうんです。そこに気づかせてもらえたのが、相談会でした。中森さんに『これはメリット大きいけど、こっちはあんまり意味ないね』などと客観的な視点からアドバイスしていただけたので、すごく良かったです。

またプランの中身だけでなくメンタル面でも、中森さんに最初から『すごくいい!やったほうがいいよ!』とかなり力強い言葉で背中を押していただいたので、それがすごく勇気になりました。やっぱり『すごくいいよ!』って言われると嬉しいじゃないですか。最初の相談相手が激励してくれた影響は計り知れないです。

他のエントリーメンバーの方とも少し話したのですが、皆さんやはり相談会があって良かった、みたいなムードはすごく伝わってきました。メンタル面でもそうですし、頑張ろう!というモチベーションをあげる意味でもその価値は大きいと思います。相談会は絶対受けたほうがいいです

—相談会以外でも、多くの方に相談されたのでしょうか。

「相談しました。今も立ち上げフェーズなので相談は続けています。目線を高くして俯瞰で見渡して、逆に見渡しすぎて広いところまで見え過ぎてしまったらまた深いところに潜って細かい部分を見て・・といったことを繰り返しています。

私自身は、アイディアで解決策を考えるのは苦ではないのですが、連結させていく技術の詳細についてはまだ圧倒的に疎いので、恥を忍んで、各領域の責任者に頭を下げて相談して、事実を明らかにしていく作業が、今できる、やるべきことだと思っています」

—山田さんが相談される際は、どんな人を対象に、またその人たちはどうやって探すのでしょうか?

「自分に近しい相手よりも、違う視点を持っている立場の人が良いと思います。例えば上層部の方であったり、違う事業部の各領域の責任者であったり、エンジニアの方であったり・・自分がエンジニアであれば、マーケターや営業の方に聞いてみたり、などです。

もし、話しかける相手が探せずに途方に暮れてしまったら、、人事の方に『こういう内容を誰かに相談したいんですけど、誰に相談したらいいですかね?』と聞いてみるのが良いと思います。それで実際にその人に聞いたら『その領域は私じゃなくてあの人が良いかも』ってまた別の人に振ってくれたりもするので、いずれたどり着けると思います。私もそのやり方で相談相手を探したことがありますが、皆さん嫌がらずに答えていただけるので、そこはSupershipグループの良いところだなと思います」

—最終的には、井上さん(Supership デジタルエージェンシー事業領域)とお2人でエントリーされた形になりましたが、メンバーはどのように決めましたか?

「メンバーが決まったのは本当に選考会の直前でして・・私自身も初めて挑戦する分野に関するプランで、私の周りにも詳しい人が誰もおらず、これはもうプレゼンさえしてしまえば誰か集まるでしょ!といった勢いで最初は一人でエントリーしました。

その後、稲葉さん(Supershipホールディングス 代表取締役社長CEO)が全社朝会でミライリアルCHALLENGEの告知を行う際に、応募者の“意気込みコメント”を読み上げていただけるということで、私は『意気込みよりも、メンバー募集のコメントにしよう』と思いまして、『興味ある方はぜひDMをください』というコメントを読み上げていただきました。そうしたら、実際にプランの中身を見た井上さんが手を上げてくださった、という流れです。その他にも『今の業務が忙しくてジョインするのは難しいけど、興味があるので情報共有に参加したい』と色んな領域の方からDMをいただいたので、Slackにディスカッション部屋を立ち上げました」

「おめでとう!」でスマホの通知が埋まった

—今回の選考会は社内向けに生配信も行われましたが、緊張しないための対策やプレゼンの構成など、発表の際に心がけたことはありますか?

山田さん_プレゼン

プレゼン本番の山田さん&井上さん

「緊張は…そもそも社内向けのものでしたし、実際に大勢の人を前にプレゼンするわけではないので、あまりしませんでした。やっておいて良かったなと後々思ったのは、お世話になった社内の方々に、DMで『◯時◯分ごろから10分ぐらい私の発表があるのでぜひ見て下さい』と連絡したんですよ。そうしたらみんな『見ます見ます!』と言ってくださったので、カメラに向かって話すときも、みんなが見てくれてると思いながら語りかけることができたので、それで全然緊張はしなくなりました。

プレゼンの構成については、先にも言った『私の特技は何だろう?』という、他の人と私が同じアイデアを提案したときに私がやったほうが事業に強みが出せる理由の解説から、スライド構成を組み立てていきました」

—結果、めでたく1次選考を通過されたわけですが、発表されたときはどんな気持ちでしたか?

「選考待ちで会場にいるときも、『例えここで通過できなくても、私の特技はアピール出来たから、ここからさらに人とつながって新しい事業アイデアを作ったりとか、どんどん相談しに行くことで成長できるな』と考えていたので、あまり選考に残る・残らないは重く考えてはいませんでした。なので名前を呼ばれたときは割と粛々と受け止めてしまって、受賞コメントは何て言えばいいのかなと慌てました(笑)。

山田さん_受賞コメント

でもコメントを言い終えて自分の席に戻ったら、見て下さいと事前にDMをしていた人たちから『おめでとう!』ってメッセージがたくさん届いてて、スマホの通知が埋まっていたので、それを見たときはすごく嬉しかったです」

—M-1で優勝したみたいな感じですね(笑)。

「そうですね(笑)。友達から連絡が殺到する、みたいな」

—そしてここからの最終選考に向けて、今はどういった準備を進めていますでしょうか。

「私は、このプランにまつわる“PDCAを膨大に回してきた経験”を持っているだけで、AI技術に関しては完全な素人です。そのために、何が技術的に可能で何が難しいのかを洗い出して整理するのは1人では全くできないので、今年に入ってから2週間ぐらいは毎朝ミーティングの場を設けて、専門領域が違う有志のメンバー4、5人でディスカッションをして、課題や解決策をとにかく出し合いました。その話し合った内容を私が夜にまとめて、『ここに課題があるから明日はこれについて話さなきゃいけないな…』といった感じでグリグリと毎日進んでいった、という感じです。

部門を横断する提案内容なので、皆さんと毎日いろんな角度から整理してできたことが本当に助かったなと。皆さんがいなかったら、何も進まないまま一人で考え続けて『どうでしょうか…』って色んな人に1個1個聞きに行かなければならず、進みが遅かったと思うので。その辺りはすごく助かっています」

すぐに色んな人の話を聞いたほうがいい!

—今回のプランを通じて、社会やSupershipグループにはどういった影響を与えたいと思いますか?

「グループへの影響というよりも『Supershipグループ自体が社会に対してどんな影響を与えるのか』、その一翼として自分たちに何ができるのか、といった視点で考えたいと思っています。今回のプランの根幹となる技術をシステム化できれば、さまざまな業界で必ず重宝されるはずで、その可能性のすべてをSupershipグループが牽引し、未来を変えていけると面白いなと思うので、グループの皆さんと実現していけたら嬉しいです。

そしてこのプランの第一の目的は、『グループのメンバーが幸せになれること』としています。決してこれは綺麗事ではなく、一人ひとりの『これがあって本当に助かった』という視点が実用性にそのまま直結しているからです。日常の業務が効率化されていくことで、一人ひとりの本来の力がより活かされ、個人も組織も躍進していくイメージです。

グループ横断のプランになるため、事業化にこぎつけるまでには今後もたくさんの人にガンガン相談して知見を集め続ける必要があると思っています。その相談も軽いものではなく『今このプランはここまで来ていて、そちらの業務課題はこういったものだと伺っているのですが…』といった、何回にもわたって重い質問や相談を重ねることになると思います。つたない質問になるかと思いますが、グループのあちこちで『助かるな〜』という人を増やすためにも皆さんから鋭いご指導をいただけると嬉しいなと思います」

—最後に、今回ミライリアルCHALLENGEへ応募・1次選考を通過された経験を踏まえて、次回への応募を検討している人たちに向けて一言メッセージをお願いします。

「『次、応募しよう』ではなく、もう今からプランを作って色んな人に聞きに行ったほうがいいです!というのも、一人で色々と考えるのもそれはそれで楽しいのですが、やはりそれは売り上げの視点が欠如していたり、技術的に不可能であったりと、絶対に大きな穴があるんです。色んな人に聞けば聞くほど『なんだ、そんなことだったんだ!もっと早く聞けばよかった』と気づけると思うので、『えっ、これ面白いんじゃないの?』というアイデアが浮かんだらどんどん聞きに行ったほうが良いと思います。そうすると、選考を通過するに値する内容にだんだんとなっていくと思います。『新規事業の提案』なんて大きめな行動よりも、『聞きに行く』という小さな行動のほうが、最初のハードルとして超えやすいですよ!」

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