2025年、Supershipより新年のご挨拶。次の10年へさらなる飛躍を誓った新年の抱負
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。Super Stories編集部の大崎です。
昨年、2024年はSupershipが設立10周年を迎え、SupershipホールディングスとSupershipの経営統合、さらに虎ノ門オフィスの移転など、激動の1年となりました。
今年、2025年の干支は「乙巳」(きのとみ)。
「乙」(きのと)は、植物が種子の殻を破り、草木がしなやかに伸びていく様を表現し、また「巳」(み)=ヘビは、豊穣や金運を司る神として祀られるなど神聖な生き物とされ、脱皮を繰り返して成長することから不老不死や再生のシンボルともされています。
この2つが合わさる乙巳の2025年は、これまでの努力が結実して殻を破り、脱皮を重ねて柔軟に成長していく1年といえるでしょう。
Supershipも、激動の2024年を経て、2025年を次の10年の幕開けとして弾みをつけられるような1年にしていきたいと思います。
さて仕事始めを迎えた1月6日は、毎年恒例の年始の集会をオンライン・オフラインのハイブリッド形式で開催しました。
なお、Supershipグループ全体で行っていた月初・年始の朝会は、より情報共有の密度を濃くするため、昨年6月より各社ごとに開催することとしました。また、情報共有のみならず“組織の一体感を育む”場としてさらに活性化していくために、今年から名称を「朝会」から「SS MEETUP」(読み:エスエス・ミートアップ、SSはSupershipの略)と変更し、リニューアルしました。
今回の年始集会は2025年最初の、かつ「SS MEETUP」として初めて開催する会となりました。
この記事ではSupership代表の稲葉とCFOの秋元による新年の抱負をご紹介します。
Supership 代表取締役社長CEO 稲葉 真吾
私が掲げた言葉は「守破離」です。茶道や武道といった芸道・芸術の世界で重んじられてきた考え方で、師匠の教えをまず“守”り、次にその型を“破”って自分なりの工夫を加え、最後に師匠から“離”れて独自の境地を確立していくという成長の過程を意味しています。
この「守破離」は、まさに当社の現在の状況と重なります。昨年、Supershipの前身であるSupershipホールディングス(旧:Syn.ホールディングス)が設立10周年を迎え、そして今年は、スケールアウト・nanapi・ビットセラーの3社合併によって誕生した現Supershipが10周年の節目を迎えます。
私自身、2019年12月に創業者から経営のバトンを受け取って以来、まずは先人達が築き上げてきた価値を“守る”ことに専念してきました。コロナ禍の静まり返ったオフィスでその重責に向き合う日々が続きましたが、昨年度からはようやく新たな挑戦—“破”を意識するようになりました。
近年のSupershipは、会社として厳しい局面に立ちながらも、筋肉質な企業体質を作り上げることができたと実感しています。これは本当に皆さんの努力や日々の創意工夫のおかげですが、ここからはさらに新しいものを作り、これまでのSupershipから“離”れていかなければならないと考えています。
経営陣でその仕込みを進めている最中ですが、我々だけではなく現場の皆さん一人ひとりと一緒に、全社一丸となってチャレンジしていきましょう。新しいものを生み出すには必ずチャレンジが必要です。時には困難に直面することもあるでしょう。それでも、特に今年度の第4四半期から2025年度の前半にかけてこの変革に全力で取り組んでいきたいと思います。
今年度は皆さんのおかげで業績も堅調なので、「勝って兜の緒を締めよ」の心構えを忘れずに、明るく前を向いて、共に新しい挑戦を楽しんでいければと思います。本年もよろしくお願いします。
Supership 取締役CFO 秋元 甲介
今年のキーワードとしてやっていきたいと思っていることを2つ、「論より証拠、HowよりWhy」と挙げさせてもらいました。
稲葉さんが述べたとおりSupershipは昨年、筋肉質な企業体質への転換を果たしました。そして今年は、その基盤をもとに売上の成長フェーズへと移行します。この体質改善から成長加速という2つのフェーズでは必要とされる仕事の本質が大きく異なります。特に、事業拡大に向けて新たな選択肢が増えることで、社員一人ひとりが自律的に判断し、行動する機会が格段に増えていくでしょう。
このような変化の中で、私自身を振り返ると、昨年は意思決定の際に定性的な情報や感覚的な判断に頼りすぎていた面がありました。しかし、「論より証拠」という言葉の通り、ビジネスパーソンにとって一番の“証拠”は数字です。今年は、より確実な意思決定を行うため、感性だけでなく数字に基づいた判断を徹底したいと考えています。
「HowよりWhy」に関しては、昨年の私は何か問題が起こった際「どう対処するか」という即効性のある解決策を求めすぎていた反省があります。これからは一歩立ち止まり、「なぜその問題が発生したのか?」「どこに本質的な課題があるのか?」という視点で、原因を掘り下げ、より丁寧な意思決定で本質的な解決策を導き出していきたいです。
“変化できる者だけが生き残れる”という言葉がありますが、その変化を恐れるのではなく、むしろ成長の機会として捉え、皆さんと共に変化を楽しみながら進んでいきたいと思います。
以上、代表の稲葉さんとCFOの秋元さんによる2025年の抱負をお届けしました!
2025年も皆さまにとってSuperな年になりますように。
今年もSupershipをよろしくお願いいたします!