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いま改めて考える、「ミライリアル」とは何か?

※この記事は2020年9月に公開したものです。

みなさん、お疲れ様です!Supershipホールディングス 代表取締役社長CEOの稲葉です。

今回、Supershipグループの“オープン社内報”「Super Stories」が始まるということで、まず僕から、今年6月に制定したGroup Purpose「ミライリアルの幸せを、デジタルの力で創る。」についてお話しできれば、と思います。

その前に、(ここは社外の方も見られる「オープン」な場なので・・)Supershipグループ、そして私について軽くご説明したいと思います。

Supershipグループは、Supershipホールディングス、Supership、Momentum、DATUM STUDIO、ちゅらデータからなる「スタートアップの共創体」で、関連会社のUltraImpressionを含めると6社でグループを構成しています。

デジタルマーケティングやデータアナリティクスにかかる知見、高度なテクノロジーなどの強みを活かし、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

創業から5年が経ち、事業の拡大に伴う人員増加などにより、今年6月、東京・虎ノ門エリアに新たにオープンした「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」へのオフィス移転を行いました。ちなみに、僕自身は去年12月からSupershipホールディングスの代表取締役社長CEOを務めさせてもらっています。そのあたりの話はこの記事をチェックしてもらえればと思います。

グループ全体で社員が500人を超え、オフィスも移転し心機一転となったタイミングで、いま一度Supershipグループで働く意味や目的、意義を明確にしたいと思い、新たに制定したのが「Group Purpose」です。

「ミライリアルの幸せを、デジタルの力で創る。」

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このGroup Purposeは、社員のみなさんへのアンケートや、マネージャーの方々との1on1を通して上がってきた声をもとに、役員陣と一緒に本当に長い時間をかけて練り込んだものです。
みんなの「想い」が込められたこのPurposeをしっかりと胸に刻んで、この先ずっとブレずに進んでいきたいと思っています。

そして、先に書いた通り、Supershipグループは複数のスタートアップ企業による共創体で、出自も異なるメンバーが共に高めあいながら働いています。そんな皆さんに、グループとして追求していきたい共通の価値感を示すために今回掲げたワードが「ミライリアル」です。

・・・でも、そもそも「ミライリアル」とはどんな意味なんでしょうか?

このPurposeを作っている時には、まさか未知のウイルスが世界中で猛威を振るうことになるとは全く思っていませんでした。つくづく、未来は誰にもわからないということを痛感しています。

だからこそ、未来は自分たちの手で作っていけばいいと思っています。Supershipグループはこれまで、そしてこれからも、デジタルの力を活用し、デジタル領域からリアル領域での事業を展開するグループです。

そんな僕たちの存在意義は「デジタルの力でモノをつくり続ける」ことです。今までに無かった新しい価値を具体的な形にして世の中に届け続けていくことが、社会への貢献につながるのだと信じています。

何も「タイムマシンを作ろう!」と言いたいのではなく、私たちがこれまで事業を展開してきた延長線上に未来を描き、そこに居る人々のリアルな日常を照らすモノを創る。いわば“手触り感のある未来”をデジタルの力で実現するというのが、僕が考えている「ミライリアル」です。

とはいえ、これはあくまでも僕が考えているミライリアルです。「こうなったらいいな」と思っている未来は皆さん一人ひとり違うと思いますし、ゆえに、ミライリアルの捉え方も人それぞれであると思います。

Supershipグループに集まった皆さんが考えるミライリアルを持ち寄って、掛け合わせることによって、僕たちにしか創れない未来を一緒に創っていきたいですし、そんな会社にしたいと思っています。

僕はこれまでインターネットの仕事を十数年やってきましたが、インターネットビジネスの本質はどこまでいっても「人」であるということをずっと実感しています。「ソーシャルディスタンシング」により人と人とのフィジカルなつながりは減ってしまいましたが、だからこそ人を意識することの大切さを最近より感じているところです。

未来を想い描くのも、創るのも、それを享受するのも、すべて「人」です。僕は、Supershipグループの皆さんには未来を描き創ることができる力があると強く信じています。みんなで手を取り合って、「ミライリアルの幸せ」を具現化していけたらと思います。

議論を重ねて厳選した4つのバリュー

そして、Group Purposeを策定したのと同時に、その実現に向けて一人ひとりに心がけてほしい「精神」や「行動」を示すために、バリューも4つ制定しました。

01 Super 未来志向
ーまず、自分がワクワクできる未来を想像しよう。

未来の幸せなビジネスや生活は、理屈で考え出せるものじゃない。だからまず、自分がワクワクできるのはどんな未来かを想像してみよう。そしてワクワクできたら、こんどはそれを商品やサービスにして、社会に、暮らしに実装していくことをゴールにしよう。

02 Super Challenge
ーリスクがあるから、挑戦する価値があるんだ。

リスクがまったくないところになんか、新しい可能性も、挑戦する価値も何もない。だから仕事でリスクに出会ったら、まずしっかりと見極め、十分にケアしよう。それができたら、あとは信じる可能性にできるだけ大胆に挑戦すればいい。


03 Super ジブンゴト化
ー自由と、自主と、愚直な工夫、それがプロの責任だ。

常識にも過去にもとらわれず自由であること。誰からの指示も待たず自分で考え行動すること。毎日コツコツと小さな工夫を積み重ね、大きな価値を生み出すこと。それがプロの責任だ。なぜなら私たちの仕事は、プロフェッショナル同士でしかできないから。

04 Super Honesty
ー新しい可能性に出会うため、「違う仲間」とつながろう。

私たちの仕事は一人じゃできない。でも、自分と同じことができる仲間と、チームを組んでも意味がない。違う才能同士が出会い、誠実に向き合いながら、混じり合い刺激し合う。そこに新しい可能性が生まれる。「違う仲間」とつながる「共創」を、強みにしていこう。

このバリュー、実は当初、案として7つありました(笑)それで決定しかけていたのですが、「もっと絞らないと従業員に覚えてもらえずに掲げているだけになってしまう」という社外役員の意見を踏まえ、私を含めたマネジメント陣で再考し、最終的に決定したのが上記の4つになります。

そして、これら4つのバリューを集約したものが「Be Super!」という合言葉です。
Supershipグループのみんなには、このBe Super!の心意気を持ってほしいと思っています。
何事もうまくいく保証なんてものはありません。それでも、Be Super!の想いを失わなければ、きっとチャレンジした結果に誇りを持てると思います。

ワクワクできる未来、大胆な挑戦、愚直な工夫、仲間との共創・・・僕らが大切にしたいことは何なのかを考えに考えたバリューは、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーのオフィスのあちこちにも英語で掲げられています。

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また今回、合わせて作ったのが「グループロゴ」です。制作においてはSupershipホールディングスのデザインチームが中心となり、グループパーパスの世界観をロゴでも表現すべく尽力してくれました。

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左側にあるエレメントはグループパーパスが目指す世界観を表していて、「デジタルの力が有機的なリアルな世界に実装されていくようす」を示しています。また、グループ各社や従業員、パートナー企業、顧客、ユーザーが共創することで、大きな力を発揮するようすも表現しています。

「ニューノーマル」もミライリアルで照らしたい

2020年は携帯キャリア各社で5Gサービスが本格始動し、「5G元年」となり様々なものに変革が起きると言われていましたが、それを上回る勢いで世界に変革を起こして(しまって)いるのが、新型コロナウイルスです。本来、ホールを貸し切って行う予定だった戦略説明会&Be Super Awardは延期となり、オンライン(虎ノ門オフィスからの中継)に切り替えての開催となりました。

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みんなで集まってイベントができないのは寂しいと思ったのですが、いざオンラインでやってみると、Awardを受賞した方に皆さんがSlack上で祝福のメッセージを一斉に送ってくれたり、役員に鋭い質問を投げかけてくれたりと、オンラインながらも皆さんの温かみや真摯な姿勢を感じることができました。

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今後この世界がどうなるかはまだ誰にもわかりませんが、一時期の閉塞感は脱し、「新しい生活様式」「ニューノーマル」と言われる日常へと前を向いて進み始めているように思えます。

私たちも、この流れこそ、リアルな日常をデジタルの力で照らし出して「ミライリアル」をつくるためのチャンスだと捉え、前を向いて事業を進めていきたいと思っています。

このたび始まった「Super Stories」も、そうした流れのもと始まった企画ということです。皆さんもミライリアルの幸せの実現に向け、Superなストーリーを日々紡いで、シェアしていきましょう!

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