【Supership 職種紹介】20代で会社の中枢となる戦略策定プロジェクトを推進!20新卒・経営戦略/推進担当者の1日に密着
こんにちは!Supership ピープル&コミュニケーション本部の荻野です。
今回のSuper Storiesでは、2020年に新卒として入社以降、現在は経営戦略部と経営推進室を兼務し活躍されているあの方に、1日のスケジュールの中でどんな挑戦をしているのかをお聞きしました。そして、これまでとこれからのキャリア形成や仕事のやりがいについても取材させていただきました!
新卒入社からHRとして活躍したのちに、大きなキャリア転換に踏み切った背景には一体どんなストーリーがあるのでしょうか。
今回インタビューさせていただいたのは・・・
2020年度に新卒として入社し、現在は経営戦略部/経営推進室でご活躍されている相川 喜音さんです!
Supershipでは、スタートアップ企業ならではのスピードとチャレンジ精神、大企業のアセットを強みとするハイブリッドスタートアップとして、パートナーと新たな価値を共創し、ビジネスを展開しています。
経営戦略部や経営推進室では、会社の「ミライ」を形作る重要な役割を担っています。
主な期待役割としては以下が挙げられます。
会社全体の成長と発展に向けて邁進する経営戦略部/経営推進室の業務はどんな内容なのか?やりがいはどんなところにあるのか?相川さんの1日のスケジュールをひも解きながら本音に迫っていきます!
まず自己紹介をお願いいたします!
20新卒の相川と申します!
経営戦略部と経営推進室それぞれに所属し、Supershipグループ、とりわけ広告プロダクト事業、アドテクノロジー事業の業績改善をミッションとして、日々業務に取り組んでいます。
プライベートでは会社の皆とスナック巡りをしたり、キャンプに行くのが好きです。また、学生時代からピアノ演奏活動をしています。
1日の業務スケジュールについて教えてください。
10:00〜10:30 出勤(タスク整理)
タスクを棚卸して1日の段取りを決めて、段取り通りに粛々と業務を遂行します。1日のアウトプットのクオリティは、段取りづけで99%決まると言っても過言ではなく、毎朝欠かさず行っているルーティンです。
10:30〜11:00 業績分析
当月・翌月の業績の着地見込みの数値や重要KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の推移を分析します。当初の計画と現状の実績の差分を分析し、リカバリのために短期・中長期視点の両方で次の打ち手を検討する、まさに私の介在価値が試される根幹たる仕事です。
11:00〜12:00 業績進捗確認・討議ミーティング
経営層・事業部長と業績および重要KPIの推移の分析を踏まえた打ち手についてディスカッションします。客観的視点と定量的根拠に基づき、経営層・事業部長の考えと異なる場合は、お互いの意見をぶつけ合いながら、業績向上のためのアプローチをあらゆる視点で検討します。
12:00〜13:00 ランチタイム
この日は虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで、採用候補者の方とランチ面談へ。Supershipの選考を受けて下さる学生の皆さんは本当に優秀な方が多く、お話できるのがとても楽しいです!
オフィスから徒歩圏内で色々なエリアに繰り出せるので、美味しいお店の開拓も捗ります。
13:00〜13:30 同業サービスの情報収集
同じデジタル広告サービスに関する情報や業界のトレンドなど、さまざまなメディアで最新情報を確認します。自社の事業戦略の確実性を高めるために、情報収集や研究は不可欠です。
13:30〜14:30 組織・広報戦略検討ミーティング
事業戦略に基づき、あるべき組織の姿や事業推進のために必要な人事戦略、あるいは事業の価値向上のためのブランディングをどのように描くかを検討します。事業目標達成のために会社のあらゆる意思決定の場に携われることこそが、この仕事の醍醐味だと感じます。
14:30〜15:30 事業成長戦略の検討
既存および潜在的なパートナー企業との協業を含め、事業をさらに成長させるための戦略を検討します。各社の強みや目標を分析し、Win-Winの関係を構築できる将来像を描きます。様々な角度から数値に落としてシミュレーションを繰り返すことで、より確実で説得力のある事業計画を立案していきます。
15:30〜16:00 会議準備
経営・事業部長会で使用する資料を準備する時間です。会議の質は事前準備で99%決まると思っています。経営層・事業部長の視座に立ち、相手が求めていることに対して過不足なく適切な質と量で情報を整理してアウトプットすることが要求されます。
16:00〜17:00 経営・事業部長会
グループ各社の経営陣と各事業の部長が出席する会議で、業績とKPIの進捗について報告したうえで、業績向上のための取り組みについてディスカッションします。
17:00〜17:30 社長からの特命案件対応
社長から指示を受けて急ぎの案件対応が発生。社長や経営に携わる仕事は時間との勝負であり、限られた時間の中で最大限のアウトプットを出すことが求められます。スピード感を持って取り組む仕事は、タイムアタックみたいで楽しいです(笑)。
17:30〜19:00 事業計画の策定
事業戦略・組織戦略方針を踏まえて、今期・来期以降のPL(Profit and Loss Statement:損益計算書)の数値をアップデートします。事業部門・開発部門・管理部門の皆さんと円滑に連携しながら、経営層・事業部長が描くビジョンを数値計画に落とし込みます。
19:00 退勤
華金はオフィスの近くにあるスタジオで、ピアノ演奏をライブ配信をして過ごすことが多いです。公私ともに充実した日々を送っています。
コーポレート業務のやりがいや業務内容についてお聞きしました!
Q1:入社してから現在までのキャリアについてお聞かせください!
2020年に新卒で入社してから3年間はHR(人事)として、主に採用・HRBP(HRビジネスパートナー:経営や各事業のビジネスパートナーの役割を担う)業務を担当していました。この業界は「ヒト」ありきであり、HRの仕事には確かな面白さとやりがいを感じていましたが、業界や会社の状況が目まぐるしく変化する中で、「ヒト」という切り口だけでは解決が難しい課題に直面することが増えました。
人材に留まらない会社のありとあらゆる経営資源を活用し、企業価値の向上に資する仕事に携わりたいという考えが強くなりました。そういった心境の変化があったことと、HR業務の中で小さな成果を積み重ねたことを評価いただき、経営戦略部への異動希望が叶いました。
現在は経営推進室を兼務しながら、当社の広告プロダクト、アドテクノロジー事業全般とグループ会社であるMomentumを担当しています。
私の主なミッションは、経営層と事業の責任者である事業部長と二人三脚で事業戦略を検討し数値計画を策定するとともに、目標達成と事業の成長を実現するにあたっての業績やKPIの進捗をモニタリングしながら、同じ視座に立って問題解決のための打ち手を検討して実行までを支援することです。現場に寄り添いながら、具体的な課題解決や改善活動に直接携わることで、事業の業績改善を後押しします。
Q2:これまでのキャリアの中で、特に印象に残っているプロジェクトは何ですか?
事業部門・開発部門・管理部門の関係者と一緒にプロジェクトを推進するPMO(Project Management Office:プロジェクトマネジメントを支援するための部門・チームのこと)として私も参画している、「広告プロダクト・アドテクノロジー事業全体の構造改革」です。Supershipの祖業でもある広告プロダクト、アドテクノロジー事業は、外資系企業の参入・成長といった外部環境の変容に伴い、1st Partyデータ活用のさらなる推進など、新しい戦い方への早急な方向転換が必要です。
Q3:そのプロジェクトが、特に印象的である理由を教えてください!
そもそも私がこの打席に立たせてもらっていること自体がとても印象的だなと(笑)。経営戦略/推進としてのキャリアの浅い私を旗振り役に任命いただいたことは、会社の懐がとても深いな、と感じます。今の私の力量を大きく超えるプロジェクトのアサインであることに疑いの余地はなく、日々圧倒的な質・量で失敗→反省→学びのサイクルを回しています。
ただ、それでも上司や同僚、相対する経営層の皆さんや事業部長をはじめ、多くの方からのご指導とご尽力のおかげで、Supershipが勝ち残るための新たな戦い方が定まりつつあります。
策定した戦略に成果が伴わず机上の空論で終わってしまうと全く意味がなく、業績モニタリング、KPIマネジメントの徹底や、時にはパートナー企業との協業も推進し、実現のためのコミットに一層注力していきます。
Q4:これまでの経験を通じて得られた気づきは何ですか?
あらためて自分の無力さを実感することができました(笑)。もっとも、私に限らず一人の社員が単独で価値を生み出すことは難しいと考えており、事業部門・開発部門や他の管理部門とコーポレート部門の共創によってはじめて、業界や会社に変革をもたらすアウトプットが生まれるものだと考えています。
誰よりも社内外の関係者からの信頼を勝ち取り、共創を通じてSuperなアウトプットを生み出すコーポレートのキーマンになるべく、今後も精進していきます。
Q5:経営戦略/推進、ひいてはコーポレート職種に必要とされる素養は何ですか?
Group Valueを誰よりも体現することが必要な職種だと感じます。
経営陣や事業部長の考え・行動よりも先回りするほどの「Super 未来志向」なくして、介在価値は生まれません。さらに、リスクを見極めたうえでの大胆な「Super Challenge」がなければ、ビジネス構造を変容させるアウトプットは出せません。会社のありとあらゆる事象を「Super ジブンゴト化」してこそ、抜け漏れなく経営課題を把握でき、的確な対処が可能となります。そして「Super Honesty」を体現した共創を通じて、アウトプットの価値を最大化させることができると考えます。
Group Valueに基づくSupershipの採用要件をクリアして入社した方こそ活躍できる職種だと思います。また、新卒である社員が経営の中枢での仕事で活躍することの意義は会社にとっても大きいでしょう。興味を持っていただいた方はぜひカジュアル面談にお越しください!
おわりに
相川さん、ありがとうございました!
経営戦略部/経営推進室の仕事は会社のありとあらゆる経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報など)を効果的に活用し、経営陣と同じ視座で企業価値を高めることです。会社の未来を左右する重要な意思決定に関わるこの仕事には、広い視野と深い分析力が求められます。同時に、非常にやりがいのあるチャレンジングな仕事でもあります。興味を持ってくださった方は、ぜひこちらから採用情報をご確認ください!