時代が求めるプロフェッショナルになるために、責任と裁量が与えられる環境に身を置いてほしい【Supershipグループ代表インタビュー】
お疲れさまです。人財開発本部 採用・ビジネスパートナーG 石毛です。
Supershipグループでは、現在積極的に新卒採用を行っております!これまで新卒で入社した若手社員たちのインタビュー記事をいくつか公開してきましたが、今回はSupershipグループを代表して、Supershipホールディングス代表取締役社長 稲葉さんにインタビューを実施しました!
稲葉さんはこれまで大手コンビニエンスストアチェーン、大手上場IT企業、メガベンチャーでの勤務を経て、2015年よりSupershipグループ立ち上げに参画。老舗、急拡大企業、スタートアップを渡り歩き、様々な立場を経験してきた稲葉さんが、社長として学生に伝えたいことについて取材しました!
プロフェッショナルであることが、より価値を持つ時代
コロナ禍によって世の中のあらゆることが大きく変わりました。働き方についても例外ではありません。リモートワークが一般的になったり、あらゆる業務がオンライン化したり…。そんななかで私が一番重要な変化だと考えているのは、プロフェッショナルであることが、これまで以上に大事になるだろうということです。
オフィスに集まって仕事をしていた頃は、普段の働きぶりを目の前で見て一人ひとりを評価することができました。しかし、これからリモートワークの促進や勤務する場所が少しずつ自由になっていったときに、より成果が重要視されるようになります。言われたことをただこなすのではなく、何のためにそれをやるのかを自身で考え、日々の業務に付加価値を付けていける人がより評価されるようになるでしょう。
そういった意味では、新卒で選ぶ会社は、個人として成長できる場をおすすめします。成長速度は、本人の素養だけではなく、所属する環境で大きく変わります。具体的には、若いうちから責任と裁量を与えられる環境です。私自身、新卒で大手コンビニエンスストアチェーンに入社し、次にIT業界の中では比較的老舗の一部上場企業に転職しました。その後、いわゆるメガベンチャーと言われる会社に転職したのですが、この3社目のメガベンチャーで大きく価値観が変わりました。私が入社した時にはこれからグローバル展開を加速させていくタイミングでもあり、とにかくスピードが速かったんです。事業やサービスを作る時にも、「なんとしてもこれをやり遂げなければならない」という危機感を、社員全員が共有していました。そういった責任感を感じながら、裁量を持てる環境で切磋琢磨していたかどうかが、その後の人生にも大きく関わってくるのだろうなと思っています
組織風土を、採用サイトやパンフレットだけから読み取るのは難しいので、面接や面談など社員と話す機会にぜひ踏み込んで聞いてみてほしいです。上の立場の方であれば若手の挑戦心を大事にしたいと言っているか、若手の方であれば自身がチャレンジしていることを胸を張って語れているか。そんな社員がいれば、その会社にはきっと人を成長させる環境があります。
あらゆる産業を支えるインフラ、インターネット
自分たちの業界を持ち上げるわけではないですが、インターネットやデジタルに関する知識やスキルを学べるかどうかも重要な視点です。インターネットはもはや水や電気に並ぶインフラになりつつあります。水や電気を使わない産業がほとんどないように、インターネットもあらゆる産業で必要不可欠なものになっているのです。一番縁遠いと思われている一次産業でさえ例外ではありません。例えば魚の養殖にしても、今までの経験と勘に頼って餌の種類や量を決めていたものを、データとしての裏付けを取りながら効率化しようという動きがあります。これはつまり、インターネットに強くなっておけば、他のどんな産業でも、活躍できるチャンスが生まれるということでもあります。
今や、デジタルは「あるほうがいい」ではなく「なければならない」もの。手前味噌ですが、Supershipグループはデジタルスキルを身に付ける場としてはとてもいい環境だと自負しています。デジタルマーケティングやアドテクノロジー(広告配信技術)の会社と認識されている方も多いのですが、私たち自身の認識は少し違います。データの会社でもあり、DX支援の会社でもあり、それ以外の新規事業もあり、ひっくるめると「インターネットサービス」の会社。しかも、そこで提供するシステムの多くは、他社から仕入れて売っているのではなく、必要だと思うものを一から自分たちの手で開発しています。その分、ノウハウが社内に溜まっていくので、事業と事業を掛け合わせて新しい何かを創りましょうという話になったとき、スピーディーに実現できるのです。
あとは、社内の技術やデータアセットはもちろん、協業パートナーとのネットワークや、親会社KDDIの資本力、ネットワーク、アセットなどを活用できる点も、珍しい特徴かもしれません。特にベンチャー企業の中では突出しているのではないでしょうか。歴史のある大手企業では思い切ったチャレンジが難しい、けれど小さなスタートアップではお金や人やモノが足りない。そんななかで、Supershipグループはフットワークの軽さとリソースの豊かさの両方を持った、数少ない会社だと思っています。
強い成長意欲を持つ者が集まり、互いを高め合う
成長意欲の強い方にはぜひ選考への応募と入社を検討していただきたいと思っています。言われたことをやるだけで褒められる時代ではなくなると話しましたが、Supershipグループもまさにそのような環境です。学生時代から何かを専門的に学んでいたという訳ではなくとも、自身の目標のためにデジタルスキルを学びたい、若手のうちから裁量を持ち事業や会社に影響を与えていきたいという気概がある方ならきっと活躍できます。個人的には、何か大きなことを仕掛けてやろうという勢いのある方が大好きですね。
これまで入社をしてくれた新卒社員たちは、みんなとても優秀です。特にキャッチアップ力が素晴らしく、自分より経験豊富な先輩たちに混じっても、短期間でしっかり存在感を発揮してくれています。彼ら彼女らが活躍できているのは、先天的な優秀さもあるんだとは思うのですが、それ以上にガッツがあるというか。新卒1年目と話すと教育担当の2年目を追い抜きたいと言うし、2年目と話すと1年目には絶対に追い抜かれたくないと言います。この切磋琢磨が、相乗効果となって社員を成長させるんだと思っています。
Group Purposeに掲げている「ミライリアルの幸せ」も、そんな環境から生まれてくるものだと考えています。未来というと、何かSFチックなものを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、タイムマシンを作ろうというつもりではありません。私自身は、「手触り感」という言葉をよく使うのですが、遠いミライの話ではなく、そこに見えていて手に届きそうなことを一つ一つ実現していくことが大事だと考えています。もちろん、実現する当事者になるために年次は一切関係ありません。誰もが既存事業の知見やこれまでのノウハウを使いながら新たな挑戦ができる環境を用意していますので、地続きの未来を一緒に創り上げていきましょう。
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