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旧シナリオチームを迎え、パワーアップ!新生トレーディングデスクチームを紹介します!

2021年3月23日追記:トレーディングデスク領域はメディアプロモーション本部へ名称変更いたしました。

おつかれさまです。編集部のみえです。

2021年1月より、Supershipグループで広告運用を専業に展開するシナリオがSupershipと合併しました。


これによりSupershipのトレーディングデスク事業領域に旧シナリオのチームがジョインし、Supershipのトレーディングデスクチームはより大きな組織としてパワーアップしました。

そこで、今回は新生トレーディングデスク事業領域を担うメディアプロモーション推進部と 北海道の旧シナリオ社のメンバーを中心としたアド・オペレーションセンターの2つの部門を統括する種木さん、メディアプロモーション推進部副部長の原口さん、アド・オペレーションセンター副部長の竹森さんのお三方に、改めてチームについてご紹介をしていただこうと思います。

組織統合による心境の変化は?

──旧シナリオメンバーを迎え、新生トレーディングデスクチームとなりましたが、心境の変化などはありましたか?

種木:正直なところ、特に心境の変化はありませんでした。以前から北海道の方とは、コミュニケーションをとっていましたし、実際北海道に行き、竹森さんはじめ、メンバー全員と1on1をおこない、彼らの仕事ぶりや人柄は理解していたので、特に違和感を感じませんでした。

原口:自分も前々から北海道のチームとは週1でMTGをしていたり、東京のメンバーと北海道のメンバー全員で集まって前月の振り返りをする全体MTGも月1で行っていたこともあって、今回の組織統合にあたって特に大きく変わった印象はありませんね。

竹森:お二人がおっしゃるとおり、以前から東京のチームとはコミュニケーションをとっていたので、北海道のチームとしても特に大きく変わった印象はなかったです。ただ、やはりSupershipにジョインしたことで取り扱う案件の規模は格段に大きくなったな、という実感はあります。
また、コロナ禍でリモートワークに切り替わったことも、組織統合にあたっての違和感を感じさせなかった要因として大きいかもしれません。こうしたビデオ会議で東京と北海道のメンバー同士、顔を合わせて会議をする機会が必然的に増えましたので、それによってむしろ以前よりも距離が縮まった印象があります。

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インタビューの様子(左から種木さん、原口さん、竹森さん)

トレーディングデスク領域のお仕事について教えてください!

──種木さんから改めてSupershipのトレーディングデスク領域が担う役割について、教えていただけますか?

種木:我々トレーディングデスク領域の役割は、KDDIをはじめとするクライアント様のマーケティング課題に応じて、GoogleやFacebook、Yahoo、Twitterなどのメディアをつかって運用型広告を中心としたデジタル広告を用いた戦略や運用プランの立案から運用・管理までを一気通貫で行うことです。
業務内容は多岐に渡っているのですが、主に以下の5つに分類されています。

TDの業務

1つは、クライアント様のマーケティング課題に対する、運用型広告を中心とした戦略の立案です。2つめに運用型広告を用いた最適なアカウント構成とプランの作成。3つめに運用型広告の入稿や運用業務。4つめにチューニングと呼ばれる運用配信中の広告文の改善や、オプションの活用、予算管理、入札調整、運用最適化などの業務。5つめが配信した結果を報告するためのレポートの作成、報告業務になります。

大きく1〜2が東京、3〜4と5のレポート作成までを北海道のアドオペレーションチームで担い、最後の報告の部分だけ東京で行う、という分担をしています。

東京を拠点とするメディアプロモーション推進部について

種木:東京のメディアプロモーション推進部に関してはディレクション、テックソリューション、メディアオペレーションの大きく3つのグループに分かれています。

まずディレクション業務を担当しているのがダイレクト推進Gとブランド推進Gです。
ダイレクト推進Gではメディアの運用の中でもコンバージョン数やCPAなどをKPIに置いていて、KDDIの各種サービスなどの案件の運用を、常にPDCAを回していきながら真木GLに担っていただいています。
ブランド推進Gでは、KDDIと大手クライアント様のブランディング案件のディレクションを担当しています。案件数が多いのでメンバーも一番多いです。KPIを、リーチや計測タグを使ってのユーザーの態度変容に置くなど、ダイレクト案件とは違った視点の案件をとりまとめていて、現在は今は私がGLを兼務していますが、勇田さんと田村さんをチームリーダーとした2チーム制で進めています。

その運用を支えるグループとして、吉川GLが率いるTechで課題解決をするテックソリューションGがあります。我々の業界ではCookieレスの問題をはじめ、常に市場が大きく変化していますので、こうした変化に柔軟に対応できるよう、Supershipの強みであるTechを活かして、例えば運用やレポーティングの効率化だったり、Cookieに依存しない効果測定の方法などを解決するために昨年10月に新設した組織です。

もうひとつがオペレーションを担うグループです。先程お話したように入稿や運用は主に北海道で行っているのですが、東京でも入稿やレポートの作成、メディアとのコミュニケーションが必要なケースもありますので、それを一手に担っているのがメディア&オペレーションGです。
また、10月から新しくメディア&アドジェネGも我々の組織に移管いただきました。こちらは加藤GLを中心にアドジェネ(SSP「Ad Generation」)をご利用のメディアの運用業務をやっていただいています。
メディア&アドジェネGをトレーディングデスク事業の組織にお迎えした理由としては、それぞれの部門でこれまで培ってきたオペレーションのノウハウを共有し、最適化してさらに磨きをかけていただくことで、メンバー個人はもちろんSupershipとしても大きな成長につながると考えたからです。

メディアプロモーション推進部

私は、どんなにテクノロジーが進化しても、オペレーションという業務は、これから先決して無くならないと思っています。
「オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence)」という考え方があって、例えば有名なところでトヨタ自動車やAmazonが確立していると言われていますが、私もこの考え方にとても共感しています。
どんな業務であってもそれをやり続けることで、結果的にそれが会社の競争力につながるので、オペレーションチームのメンバーで実現していければと思います。

編集部追記:
オペレーショナル・エクセレンスを確立した企業では、高い業務品質と効率化を他社が真似できないレベルで維持して優位性を保持するだけでなく、継続的なオペレーション改善の意識が現場の末端にまで浸透していることが多い。オペレーショナル・エクセレンスに到達するには時間がかかるが、競合企業と差を付けられれば容易には追いつかれない。

北海道を拠点とするアド・オペレーションセンターについて

──北海道のアド・オペレーションセンターについても教えていただけますでしょうか?

竹森:アド・オペレーションセンターには大きく2つのグループがあります。
1Gでは河原GLを中心にKDDIやその他案件の運用を担当しており、メンバーの教育やノウハウ共有を行う教育チームも所属しています。2Gは松田GLを中心に大手ナショナルクライアント様の案件を専属で担当しています。各チームでリーダー・サブリーダーを配置していて、チームワークを大切にしながらオペレーションの業務を行っています。

シナリオ設立当初からそうなのですが、我々北海道拠点では特に“協調性"を大切にしていて、業務がしやすくなるような雰囲気が特徴です。コロナ禍の中で、入社以来フルリモートでの勤務となっているメンバーもいますが、新しく入社したメンバーたちも口を揃えて「社内の雰囲気がとてもいい」と言ってくれています。オペレーション業務においては仲間同士の連携が非常に重要になってきますので、MTGでのコミュニケーションをはじめ、Slackのチャンネルでも雑談を交えた会話をしたりすることで、話しやすい雰囲気作りが自然とできているのかと思います。

未経験者の育成にも注力

──メンバーには専門の知識が求められる印象ですが、もともと他社で運用の経験がある方が多いのでしょうか?

種木:未経験で入られた方もいますし、新卒入社で配属された方も、皆さん活躍されています。Supershipで新卒採用を開始した時から今まで、毎年メディアプロモーション推進部には新卒メンバーに入っていただいています。

──若くても活躍できる部署なんですね。研修などにも力を入れているのでしょうか?

種木:コロナ禍でリモートになってからは、マンツーマンで丁寧にオンボーディングする、というのが難しくなってしまったのですが、可能な限り、若手の育成には力を入れていきたいと思っています。
例えば、竹森さんのアド・オペレーションGでは教育チームというのがあって、媒体運用のノウハウを動画でまとめてくださっています。その動画を使って勉強会を実施し、運用ノウハウやナレッジを共有するような取り組みをはじめています。
今後も少しずつみんなでアイデアを出し合いながら今後もメンバー同士で知識を共有し、深めていけるような取り組みをやっていきたいと思っています。

Supershipのトレーディングデスクならではの強み

──広告の運用業務を取り扱う事業者は多くありますが、そのなかでも、Supershipだからこそ持っている強みややりがいなどはありますか?

種木:まず、KDDIのハウスエージェンシーだからこそ、よりお客様に近い立場で業務に取り組んでいるという点が他社にはない強みだと思います。
他の代理店がやっている同じオペレーションの業務であっても、我々はKDDIグループの一員としてKDDIのビジネスを成功させることを第一に考えて業務に取り組んでいます。所謂オーダーメイド型のサービスを提供しているので、通常の代理店では対応していないようなところまで対応が必要となるケースもありますが、そうした部分までクライアント様の期待に応えることがミッションであり、その期待にはお応えできているかと思います。
KDDI以外のクライアント様に対しても、ハウスエージェンシーとしての経験値から、クライアント様の課題や悩みに寄り添って企画・提案できる、というのが我々の強みだと思っています。

また、データを使った緻密な広告配信・運用の取り扱いにおいて国内No.1と言える点も大きな強みです。データ配信の設計から配信までディレクションすること自体の難易度が高いのですが、そこを北海道のチームを中心に適切に運用できる、というのは他社には真似できない技術だと思っています。
慣れないうちは配信事故が度々発生したこともあり、竹森さんも苦い思いをされてきたのかなと思いますが、その経験もあり、今は難しいデータ配信であっても事故なくしっかり実行できるのは誇らしいです。

竹森:おっしゃるとおり、Supershipだからこそ取り扱うことのできるデータの量や幅が非常に大きいので、他社ではできないような入稿の仕方や運用ができたりと、データを駆使した広告の運用ノウハウや実績が豊富であることは大きな強みだと思います。
アド・オペレーションセンターは北海道を拠点としていますが、少なくとも地場企業においてここまで大きな規模のデジタル広告の案件を取り扱っている会社は他にないので、そういった部分もやりがいに繋がっていると思います。
もう1点、企画から運用、レポーティングまで"All in one"でできるところも強みだと思います。レポートや入稿を専業や分業でやっている代理店も多くあるなかで、Supershipでは広告運用のすべてのプロセスを一気通貫で担っています。この一連のプロセスに皆で携わることができるというのは、貴重な経験だと思いますし、勉強になると思います。

原口:私も一番の強みはデータの部分だと思うのですが、組織自体が他の代理店と比べて新しいということも強みの1つだと感じています。
Supershipでトレーディングデスク事業が現状の体制でスタートしたのは4年ほど前くらいだと思いますが、代理店としては後発で、新しいほうだと思います。
新しいが故に柔軟性に優れていると思っていて、例えばレポーティングひとつとっても固定化されたやり方でやり続けるのでなく、新しいテクノロジーを取り入れながらクライアント様のニーズにあわせて中身を常にアップデートしているので、そういった部分も強みの1つとしてあると思っています。
コロナ禍でリモートワークへのスムーズな移行ができたのもメンバーや組織自体の柔軟性が優れているからではないでしょうか?

種木:そうですね、これまでもメンバーに自走してもらうことを重視してきましたし、今後も様々な変化に柔軟に対応できるような組織をつくっていきたいなと思っています。

Supership&シナリオの文化を融合させ、さらなる成長に期待!

──今後の課題などはありますでしょうか?

種木:もともと密に連携をとって協業していたので、スムーズな組織統合をすることができたのですが、それでも「文化の違い」というのはまだ少しあるように感じています。そこをうまく融合させていければと思っています。

竹森:以前から合併前から種木さんが東京と北海道の橋渡しをしてくれていたので、組織としての違和感はないですが、種木さんが感じてらっしゃるように、考え方や文化の違いのようなものは実際あると思います。そこは、自分も含め、お互いにうまく融合できればと思っています。

原口:文化の違いを埋めるための施策の1つとして、北海道と東京のメンバーをリモートでつなぐシャッフルランチを企画していたりします。毎週チームを編成したりとオペレーションが大変でなかなか実施できていないのですが、メンバー同士の交流をもっと深めて、組織の一体感を生み出すことができればと思っています。

種木:そうですね。東京と北海道で、それぞれに優秀なメンバーがいますので、せっかく1つの組織になったことですし、メンバー間の交流や業務連携をこれまで以上に活発化させることで、お互いに刺激しあい、更に成長していけると期待しています。

──種木さん、竹森さん、原口さん、インタビューありがとうございました!

事業部長からメンバーへのメッセージ

最後に、これまでシナリオの代表を務め、現在はSupership取締役副社長とトレーディングデスク事業部長を兼任される稲田さんに、シナリオ統合にあたる背景やメンバーへのメッセージをお聞きました!

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稲田:シナリオはこれまでも、Supershipとマーケティングテクノロジー領域にて業務連携を行い、Supershipのデジタル広告事業を共に推進してきました。しかし、市場における競争力を高め、より一層の事業成長を図るため、今回の合併を決断しました。

トレーディングデスク領域の事業は、グループのなかでも重要な柱の1つとして、非常に大きな規模で、そして高い成長率で収益貢献しています。
これは、営業の努力はもちろん、今までシナリオとSupershipが一丸となって努力を積み重ねてきたことによる成果だと思います。
現場のメンバーのなかには、自分の業務が組織にここまで大きく貢献しているという実感が薄い人もいるかもしれませんが、一人一人の成長が、着実に数字に反映されています。みなさんには本当によく頑張っていただいているな、と自分としても感慨深いです。
引き続きみなさんにはグループの事業を支えているという自負と自分の業務に対する自信を持ってもらいたいと思っていますし、一人一人がさらに成長することで、組織もまだまだ成長していけると確信しています。
今後も、一丸となって頑張っていきましょう!

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旧シナリオチームを迎えた新生トレーディングデスクチームとなり、ますますパワーアップしたみなさんに今後も期待したいと思います!!!

ご興味を持たれた方、ご応募お待ちしています!

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