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【Supership 職種紹介】「人の心を動かしたい」開発ディレクターの1日や仕事のやりがいについて聞いた

こんにちは!Supership ピープル&コミュニケーション本部の荻野です。

今回のSuper Storiesでは、意外と知らない「あの職種ってどんな仕事内容?」「仕事のやりがいはなんだろう?」といった疑問にお答えすべく、社内表彰イベント「Be Super AWARD」でMVP(2023年度下半期)を受賞したあの方に取材してまいりました!


今回インタビューさせていただいたのは・・・

2019年度の新卒として入社し、現在はデータソリューション事業領域・リテールメディア企画部にて「開発ディレクター職」として活躍されている野本くららさんです!

Supershipではこれまで、アドテクノロジーや検索技術、データサイエンスといった技術的な強みを結集して多くのプロダクトを開発し、世の中にさまざまな価値を提供してきました。そんなSupershipのプロダクト開発の根幹を担うのが、開発ディレクターという職種です。

開発ディレクターの実際の業務内容はどういったものなのか、野本さんの現在のやりがいや開発ディレクターになるまでの経緯など、より職種やSupershipへの理解を深めるきっかけになれば嬉しいです!

まず最初に自己紹介をお願いします!

2019年度に新卒入社した、野本くららです!
現在はデータソリューション事業領域にて、サイト内検索エンジンおよびサイト内商品広告ソリューションの導入・導入後支援を行う開発ディレクターを担当しています。

趣味は音楽で、聴くのはもちろん、今でも大学の友達とライブをするほど演奏することも大好きです!

1日のスケジュールを教えてください!

10:00~10:30 出勤/メール・チャットの確認や返信
フレックス制のためメンバーによって出勤時間は異なりますが、私は10時ごろに勤務を開始しています。出勤後はまずお客さまや社内の方から連絡が来ているメールやチャットを確認し、返信・対応します。

10:30~11:30 事業週次定例
毎週行われる「事業週次定例」に出席します。GL(グループリーダー)になって、事業部の報告会に参加するようになりました。

各チームのGLが主要な議題を事業部長へ報告する場ですが、マネージャーになったばかりの自分にとって、この定例は単なる報告の場ではありません。他チームの取り組みや成果をキャッチアップすることで、自チームの生産性向上のヒントを得たり、チーム間の連携による新たな価値創造の可能性を見出したりする貴重な機会となっています。全社的な視点を養い、事業全体の方向性を理解することで、より戦略的なチームマネジメントにつなげられる大切な時間としています。

11:30~12:00 提案資料の作成
今日訪問するお客さまへお渡しする提案資料の最終確認を行い、仕上げを行います。

この時間は単なる資料のチェックではなく、お客さまの課題に真に応える提案になっているかを徹底的に見直す重要な時間です。例えば、前回のミーティングでのフィードバックを適切に組み込みながら、具体的で実行可能な施策を提案しているか、データや事例を効果的に活用して説得力のある内容になっているか、さらに視覚的にも分かりやすくポイントが明確に伝わる構成になっているかを細かくチェックし、必要に応じて微調整を加えることで、お客さまのニーズに寄り添ったインパクトのある提案資料に仕上げていきます。

12:00~13:00〈ランチタイム〉
チームメンバーと、会社近くの「T-MARKET」でランチ!
仕事の話だけでなく休日の過ごし方や最近ハマっている趣味の話など、プライベートな話題も交えてリラックスした雰囲気で会話を楽しんでいます。業務時間だけでなくランチタイムも一緒に過ごすことで、よりお互い(メンバー)のことを知ることができたら嬉しいな、と思っています。

13:00~16:00 クライアント訪問+移動
午前中に完成させた資料を持って、お客さまのオフィスへ伺い、分析結果の共有や次の施策のご提案をします。

直接お客さまと顔を合わせて会話をすることで、現在抱えている課題や今後やりたいことについて熱のこもったお考えやご意見を直接お聞きできることが嬉しいです。また、お客さまの課題をお聞きしたうえでその解決策となるよう考えて提案をしたことが採用された際は、強くやりがいを感じます。

16:00~17:00 社内定例(A社)
会社に戻り一息ついたら、クライアント各社の案件の進捗状況を確認するため、社内定例を行います。開発ディレクターはどの定例やミーティングでもファシリテーションしながら、案件の進行が滞ることがないよう丁寧に状況確認し、推進しています。

新規案件の導入に向けて開発ディレクションを推進する中で、入社6年目の今でも知らない開発用語を耳にする機会があり、日々勉強になっています。

17:00~18:00 グループ定例
本日最後のミーティングです。グループ定例では、S4シリーズに携わるディレクター同士で、1週間の数値として、どのくらいの人が見たのか(imp)、その人が実際に購入したか(cv)などの動向や案件の進捗を共有したり、各導入企業の媒体にて、S4Adsにおける各種数値が前週比・前月比・昨対比等でどう変化しているか、変化している場合なぜ変化しているか(わからない場合は先方に何をヒアリングするか)、それらの数値に対してどのような施策を提案するのが得策か、などを話しています。

自身の担当案件のKPIが達成できているか、数値状況について報告し、より改善していくための議論はいつも白熱します。

18:00~19:00 1日の整理・明日に向けた準備/退勤
1日を通して多くの情報をインプット&アウトプットしているため、忘れたり混在しないよう記憶が新鮮なうちに整理します。即日対応が必要なタスクもあるので、翌日の仕事がスムーズに始められるよう準備してから退勤するよう心がけています。

開発ディレクター職についてお聞きしました!

Q1:入社してからこれまでの業務内容について教えてください!
入社1〜2年目は、様々なステークホルダーとのコミュニケーションにおいて、開発ディレクターとして介在することの意味や、どうしたら価値を発揮できるのか?について悩んでいました。しかし、3〜4年目の頃には、S4(エスフォー)/S4Ads(エスフォーアズ)以外にも様々な開発案件に携わることでさらなる学びを得ることができ、より広い視野をもって開発ディレクションやクライアントワークができるようになりました。

6年目を迎える現在は、開発ディレクターだけでなく新規クライアントの提案段階から入ることで、より包括的にお客さまを支援するノウハウを学ぶことができていると感じています。

Q2:どんな方に向いている職種だと思いますか?
指示されたことだけをこなすよりも、能動的に動き仕事を生み出せる人が向いているように思います!あとはクライアントワークありきの職種なので、人の話をしっかり聞いて、それを齟齬なく理解したうえで要約し、さらに自分の意見を織り交ぜて話を展開できる人が開発ディレクターとして活躍できると感じています。

Q3:野本さんの経験から得られた「教訓」について教えてください!
これまで多くのプロジェクトに携わりどれも印象深い経験ですが、その中で私が得られたことは、「百聞は一見にしかず」これに尽きます!配属されてすぐの頃はわからないことだらけで正直言うと毎日が憂鬱で、何が正解かわからない中で仕事していたように思います。それでも諦めずに、開発ディレクターとしての業務だけでなく、セールスやPRなど知らないこと・わからないことにも積極的に挑戦したことで、本当に多くのことを学ぶことができました。この教訓が今の私を形作っていると思います。

当時の就職活動についてお聞きしました!

Q4:野本さんが就職活動の中で見つけた「人生のテーマ(軸・成し遂げたいこと)」は何ですか?
私は長い就職活動のなかで、「人の心を動かす人間」になりたいと思い、人生にこのテーマを掲げました。その背景について当時の就活の状況を交えながら説明させてください。

学生時代はソーシャルワークや社会福祉について勉強していました。元々困っている人を助けたいという気持ちが強く、自分の関心が強いことについて学んでいる実感はあったのですが、社会福祉の業界に進路を決めることには迷いがありました。そうした中で、業界の中ではなく外から関わり、最終的に「ITを活用し業界の課題を根本的に解決する」ことができれば、長い目で見たときに多くの人の助けになれるのではないかと思うようになりました。そこで改めて就活するうえで大事にしたい軸について言語化してみることにしました。

福祉業界で働きたいと思った気持ちの根幹は何なのか、過去を思い返してみると「人から相談を受けた際、話したあとで少し表情が明るくなった友人をみて、役に立てたのかなと感じて嬉しかった」という感情が生まれたことの原体験があることに気づきました。同時に私の人生のテーマが定まった瞬間でもあります。

今でも困っている人を助けたいという気持ちは変わらず、将来的にはアナログな福祉業界をサポートできるよう、どんな環境でも自分の意思と行動力で切り拓き活躍できる社会人であり続けたいです。

Q5:就職先としてSupershipを選んだ決め手は何ですか?
Supershipなら「人の心を動かす」仕事ができると感じ、入社を決めました。

  • 広告にもITにも携われる

  • 業務の幅が広く、新入社員も活躍できる環境がある

  • Supershipでは採用面接を相互理解の場として捉え、自分自身を尊重してもらえる

この3点が入社の決め手となったポイントです。
特に、より志望度が高まった瞬間は、選考を通じて自分自身を尊重してもらえていると感じた時です。Supershipの面接は選考する側とされる側ではなく、それぞれが最良の選択をするための相互理解の場だと思います。学生時代の私がなんとなく描いていた将来像や人生のテーマを肯定してもらい、フラットな対話を通じて評価してもらえたことがとても嬉しかったです。

Q6:就活を進める上での大事なポイントを教えてください!
「自分が大事にしているものを見つけること」です!
私の場合、先輩などに協力いただき第三者の視点を交えて自己分析を繰り返したことで、自分の軸やテーマに辿り着くことができました。自分が何か行動を起こす上で、必ず根底に「人の心を動かしたい」という気持ちがある、ということに気づけたことで希望する業界や最終的な企業選択に活かすことができました。

好きなこと=仕事という考えに捉われるのではなく、より深く「何を大事にしているのか」「なぜそれが大事なのか」を突き詰めることで、見つけることができると思います。ぜひ皆さんも参考にしてみてください!

おわりに

野本さん、ありがとうございました!
MVPの秘訣は「百聞は一見にしかず」という自ら積極的に掴みにいく姿勢があったからなんですね。

今回は就職活動の時のエピソードもお伺いしました。
野本さんは開発ディレクターとして、お客さまの困りごとや悩みを解決するために、自ら前線に立って日々の仕事に向き合っています。だからこそ「人の心を動かす」ことができていると実感することも多い仕事なのですね。

プロダクト開発の根幹を担う「開発ディレクター」という職種は、自らプロジェクトを推進していく力や常に新しく深い知識が求められる、非常にやりがいの大きい仕事です。興味を持ってくださった方は、Supershipの採用情報からエントリーしてください!お待ちしております。

編注:本記事に記載されている内容は、取材時の情報に基づいています。

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