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リテールメディアのミライを担うDSOL事業部が、社内コミュニケーション活性化のために始めたこと

お疲れさまです。Supership データソリューション事業領域 事業部長の稲田です。

私が管轄するデータソリューション(通称:DSOL/ディーソル)事業領域では、サイト内検索ソリューションの「S4(エスフォー)」、サイト内商品広告「S4Ads(エスフォーアズ)」、店舗型リテールメディアソリューション「Supership Touch Gift(タッチギフト)」をはじめとするリテールメディアソリューションや、ECリテール事業者へのコンサルティングに加え、KDDI向けのソリューション開発や提供などを行っています。

今回は、そんなDSOLで新たに始めた「DSOL事業部会」について、グループの皆さんにも知っていただきたく、ご紹介します。


事業部会を開催するに至った背景は?

まず、この事業部会を開催するに至った背景には、次のような課題がありました。

  • 部署やチームを横断したコミュニケーションが気軽にできる状況ではなかった。

  • 各々が毎日の業務で忙しく、自身が担当する業務・案件にリソースを集中させていることから、担当範囲外の分野における情報に触れ、頭に入れるような機会が不足していた。さらには、“他部署の情報を知る必要性はあるのか?”という視点もあったように感じていた

  • DSOLの管轄ソリューションにも関わらず、自分が扱うソリューション以外の理解が薄くなり、チームを超えた上で、Supershipならではの価値や魅力づくりができなくなる懸念があった

  • ひとたび組織が縦割りになってしまうと「横の連携」が薄くなり、同僚や他部署のメンバーから学んで、スキルアップできる機会があることに気づけない事態が発生する懸念があった(例:自分の担当顧客に対してクロスセル的に、他のソリューションを紹介すべき機会を逃したり、そもそも「Supershipの強みは?」という質問に答えられなくなったりする)。

これらの状況を少しでも変え得る一つの手段として、まずはチームや各人が持つナレッジをみんなで共有しながら、「他のメンバーから教わることは結構多いよ!スキルアップにつなげられるよ!」が伝わることを目指して、月次で事業部会を開催することにしました。

事業部会のコンテンツはどんなもの?

部署名にもあるとおり「リテールメディア」に関する業界の最新ニュースやトピックスのほか、各チームにおける業務上のトピックスやそこから得たナレッジを共有したり、各部長陣がその月の「頑張り」が特に際立っていたメンバーについて表彰したりと、とにかく士気を高めることを第一目的に置いて、次の3つのポイントで構成しました。

  • 全員で学ぶ!

皆でナレッジを共有・深めるため、まず24年度の上期は各人のインプットに集中。
各ソリューションにおいて特に経験豊かなメンバーが登壇し、皆でナレッジを共有することを主軸に置く。
下期からはアウトプットを強化。メンバー各々から、成功事例や失敗から学んだ教訓など発表してもらうことを企画中。

  • 仲間をリスペクトする!

事業部で定めた行動指針(※)と照らし合わせ、皆が一目置くアクションをしたメンバーを各部長から発表し、皆で仲間の頑張りを賞賛する。

  • 仲間を知る!

ここでは仕事の話もプライベートな話も、何でもワイワイ話して一緒に働くメンバーのことをより知る場として、クイズ大会や懇親会を開催。

(※) DSOL事業部では、Supershipグループが定めるグループバリュー「Be Super!」に基づき、お客さまや一緒に働く仲間への向き合い方を通して「どのような行動を大切にしたいか」を共通言語として持つために、各チーム・各人の指標となる行動指針(クレド)を2024年4月に定め、運用しています。

DSOL事業部会、第1回目の様子

第1回となる初回のDSOL事業部会は、5月31日(金)に開催しました。

まず、全員で学ぶナレッジ強化勉強会は、S4のローンチ前から開発に携わってくれている風間さんより、S4の歴史についてお話してもらいました。

  • Supershipが「検索ソリューション」を開発することになった経緯

  • 検索技術を知る上での重要なポイント

  • サイト内検索「S4」をプロダクト化し、サイト内商品広告「S4Ads」を立ち上げるまでの秘話

そして、事業部の行動指針に照らし合わせて良い行動をしたナイスパフォーマンスメンバーを賞賛するコーナーでは、一緒に働く仲間が、どんなアクションをしていて、どんなバリューを発揮しているのか、事業部全員の前で表彰しました。

私と江田さん(副事業部長)、村田さん(部長)各者から見て活躍しているメンバーを表彰しました。各管轄のメンバーの表彰となるため、私自身が気づけていなかったパフォーマンスが見える化でき、とても良い場でした。
表彰された皆さん、あらためておめでとうございます!

その後の懇親会も任意制にもかかわらず、多くのメンバーが参加をしてくれました。

ただの懇親会だと、普段からコミュニケーションをよくとるメンバー同士でかたまってしまい、活発に会話が交わされない可能性を考え、“シメメシコンテンツ”としてクイズ大会を実施しました。

各プロダクトや事業部内のメンバーに関するクイズを出題し、チーム戦で競えるように商品も用意できたことで、自然と笑顔や会話が多く生まれ、私自身も楽しかったですし、皆さんも楽しんでいたようでよかったです。

第1回の参加メンバーの声

事業部会に参加した皆さんには、アンケートに協力いただいたので、少しだけその結果も共有します。

  • 92%の方が、事業部会開催に満足!と回答

  • 75%の方が、コンテンツについて最高!と回答

余談ですが今回懇親会の軽食にマクドナルドのメニューを用意したことについて、75%の方が満足と回答してくださいました。言われてみれば、会社の懇親会でマクドナルドはこれまで中々なかったのでは?と思うのですが(笑)、とても美味しかったです!

DSOL事業部会、第2回目の様子

続いて、第2回目のDSOL事業部会も、6月28日(金)に開催しました。

第2回目はお昼に実施。テレビ局御用達、芸能人に大人気のロケ弁有名店に美味しいお弁当をオーダーし、事業部全員で食べながらのランチミーティングとしました。

お弁当もお肉系とお魚系に分けたことで、お店の話や食材の話なんかをしつつみんな興味津々でした。

第2回目の全員で学ぶナレッジ強化勉強会は、ECコンサル部門の南井さんが関西から登壇。
立ち上げから現在までの経緯とグロースにおける展開について、30分間みっちりと説明してもらいました。

南井さんの発表後に、上長である山岡さんが皆さんの前で称賛している光景も大変素晴らしく、もっとたくさんのメンバーにこういう活躍をしてほしいなと思いました。

と、いうように第1回、第2回と、皆さんの協力あって大盛況で終えることができました。
今後はアンケートなどをもとにコンテンツを尖らせたり現場メンバーの意見を聞きながら改善を重ねつつ、発表者やファシリテーターとして若手の経験の場としても活用し、事業部全体で成長できる場として活用していこうと考えています。

また、DSOLの行動指針には変化や改善を図ることの重要性を含んでいるため、一つひとつは小さいながらもどんどん進化を重ねて新しい歴史づくりをやっていくことで、他の事業部の皆さんも自ずと参加したくなるような会に作り上げてゆくことが目標だったりもしますので、是非今後もご期待ください。

社内ポータルサイトにてDSOL事業部のナレッジシェアを目的としたページがオープンしており、そちらで事業部会のコンテンツを毎月公開していきます。
第1回の風間さん、そして第2回の南井さんによる講座の資料も閲覧できますので、是非覗いてみてください。

運営に携わってくださった皆さん、大変お疲れさまでした。
引き続き盛り上げていきましょう!

Supershipグループでは一緒に働くSuperな仲間を大募集中です!