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広告運用チームが、コミュニケーション促進のために「プレゼン大会」やってみた!

お疲れ様です!Super Stories 編集部の大崎です。

先日、Supershipでデジタル広告の運用業務を中心に手掛ける「メディアプロモーション本部」にて、部を横断したチームによるプレゼン大会が行われました。

これは同本部におけるコミュニケーションの促進を主な目的としたもので、「新規参入した航空会社の航空券のプロモーション」をテーマに、認知~獲得までトータルファネルでのWEB戦略立案を行い、作成した資料をもとにプレゼンを行ってマネージャー陣が評価を行うものです。

新たなこの試みについて、Super Storiesでは優勝チームの皆さん、そして大会の企画立案者であるメディアプロモーション推進2部 部長の東さんとメディアプロモーション推進1部 部長の原口さんに話を伺いました。

(※写真左より)
【橋本さん】
メディアオペレーション部 メディア&教育G所属。普段は媒体の選定やアカウント開設などを担当し、今回のプレゼン大会でもメディアの選定などを担当。

【川島さん】
メディアオペレーション部 メディア&オペレーションG所属。普段は広告のオペレーション関連で、レポート関連の自動化や入稿時のチェックなどの対応を行う。プレゼン大会では対象となる広告主の設定やクリエイティブ制作などを遠藤さんと推進。

【遠藤さん】※北海道オフィス勤務のため、インタビューはリモートで参加
メディアコンサル部 メディアコンサル1G所属。普段は広告の運用業務を担当。プレゼン大会では主に市場調査や、クリエイティブ関係を川島さんとともに担当。

【鈴木さん】
メディアプロモーション推進2部 ブランド推進2G GLを務める。プレゼン大会ではリーダーとして、全体の戦略を担当。

【佐藤さん】
メディアプロモーション推進1部 ダイレクト推進1G所属。普段はディレクション業務に従事。プレゼン大会ではメディア戦略を中心に担当。

(以下敬称略)


コミュニケーションと、より深い業務理解を促進するためのプレゼン大会

―まず今回のプレゼン大会を行うことになった経緯などについて、東さんに伺ってもよろしいでしょうか。

Supership メディアプロモーション本部 メディアプロモーション推進2部 部長 東さん

「現在、メディアプロモーション本部には4つの部がありますが、コロナ禍でリモートワーク中心になったこともあり、部をまたいだコミュニケーションがなかなかできていなかった課題がありました。それを解決するためには、ただ集まって会話をするのではなく、何か一つの課題に向かって意見を出し合いながら作り上げていく、という過程が必要だと感じました。そのためには何が最適かを考え、今回のようなプレゼン大会が良いのでは、と実施することとなりました。

また、今現在各メンバーが手掛けている業務は広告運用の中でも一部なので、より視野を広げて、広告運用における一連の流れの中で何をしなければいけないのかを考えてほしいという思いもありました」

部を跨いだメンバー同士でチームビルディング

―今回のプレゼン大会ですが、5月上旬に趣旨が発表され、そこから約2週間後にチームメンバーの構成が発表されました。

チームは、先述のように部をまたいだコミュニケーション促進という意味合いから基本的に各グループから1人ずつ入るようにセッティングされていて、チームメンバーの発表からプレゼンまでは1ヶ月半ということでしたが、準備の過程で大変だったことはありますか?

Supership メディアプロモーション本部 メディアプロモーション推進1部 ダイレクト推進1G 佐藤さん

佐藤「自分はまだ(広告運用の一連の業務において)知らないことも多く、どう進めていくのかの方向性が定まらず、そこが壁になったと感じています。でも、今回は鈴木さんがプレゼンの元となる資料を用意するなどリードしていただけたので、それは大きかったと今振り返って思います。鈴木さんがいなかったら多分完遂できていなかったですし、皆さんにも本当に助けられました」

橋本「私の場合は担当していた部分が普段の業務ともほぼマッチしていたので、割とすんなりできたという感覚はありました。ただその一方で、資料作成などはあまりやってこなかったので、そこは鈴木さんをはじめ皆さんに協力いただきながら乗り越えていきました

Supership メディアプロモーション本部 メディアオペレーション部 メディア&オペレーションG 川島さん

川島「そもそもクリエイティブ制作を普段の部署の業務では行っていなかったりと、個人の知識や経験がないとわからないようなところも多くありましたが、そこは鈴木さんのリードで適性にあった業務を分担いただき助かりました」

遠藤調べ方や業務の進め方もわからず、模索しながらだったので大変でしたが、鈴木さんの資料を参考にしつつどうにか形にしていった、という感じです」

鈴木「プレゼン資料については、これまでに僕が見てきたさまざまな資料を参考に叩き台を作りましたが、前提条件となる『その航空会社はどういった会社なのか』という部分は、川島さんを中心に作っていただきました。ここは完全に架空なので、まずゼロから皆でブレストして川島さんにまとめてもらって、それをもとに訴求ポイントや出稿するメディアを考えていった形になります」

プレゼン資料イメージ

優勝の決め手は“論理性”と“実現性”

―このチームが1位を取れたのは、どういった点が秀でていたからなのでしょうか?

「評価ポイントは5つあるのですがそのうち特に重視したのが2つで、まず“論理的に組み立てられているか”という点です。訴求点など1個1個が良くできていたとしても、それをしっかりストーリーに沿って、なぜやるべきかという理由も含め、企業の売上拡大というテーマに対して組み立てられているかどうかが重要です。

もう1つは“実現性”で、実際に明確なKPIを立てて、売り上げの拡大につなげるところまで見据えられているかどうかを重視しました。その2点でこのチームは強かったといえます」

Supership メディアプロモーション本部 メディアプロモーション推進1部 部長 原口さん

原口「他のチームの資料も含めて見返してみて改めて感じたのですが、他が企画寄りというか“飛び道具”的なものを使っているのが多いところ、このチームはしっかりとロジカルに、かつ網羅的にまとめられていて、そこを評価しました。

一方で企画の面でいうと他より少し地味な印象もありつつ、それが逆にクライアントに対しては(ロジカルに説明できたほうが)響くな、とも感じたのですが、こういった方針などについてはどのように決めていったんですか?」

Supership メディアプロモーション本部 メディアプロモーション推進2部 ブランド推進2G GL 鈴木さん

鈴木「例えば他社の商品とタイアップしたり、インフルエンサーを起用したりというのは、現状のアセットやリソースを鑑みたときに、少し厳しいと考えています。あくまで『本当に案件が来たとして、できること』の範囲内で、Supershipでできる/だからこそできることで企画・構成したつもりです」

普段の業務の“前提”となる部分に触れ、楽しみながら理解をより深める

―このプレゼン大会の目的の一つには『自分の領域外の業務にも視野を広げる』ことがありましたが、そういった観点で勉強になったことはありましたか?

佐藤自分の担当領域から考えると、やっていないことの方が大半でしたし、資料作成のやり方なども含めて、全てが勉強になりました。自分にとっては知見が広がる良い機会だったと感じます」

Supership メディアプロモーション本部 メディアオペレーション部 メディア&教育G 橋本さん

橋本「先述したように私の担当領域は日常業務と近しい部分でしたが、普段は“◯◯系の媒体を探して”という依頼が来て、それに対してリサーチした結果を返すという流れで仕事をしていて、その前後の工程がどのような流れなのかという点までは意識していませんでした。その部分がこのプレゼン大会を通じて見えて、経緯や、クライアントの特性など、前提を踏まえて自分で考えてメディアを選定するということに楽しさを感じましたし、勉強にもなりました」

川島「私も学ぶことがとても多かったです。日常業務では『なぜこの媒体を選ぶんだろう?』という疑問が浮かんだりしたこともあったのですが、その裏側にはさまざまな考えがあることを知れましたし、案件の進め方を学べました。テーマもリアルだったので、普段よく聞く“需要創出”という言葉の意味も、より理解が深まったなと感じます」

Supership メディアプロモーション本部 メディアコンサル部 メディアコンサル1G 遠藤さん

遠藤「普段の業務だと、出来上がったプランに基づいて作業をしているのですが、その作成の過程を知れたのはとても勉強になりました。また、そのプランに対する目先の結果(数字)しか意識できていなかったところを、全体的なビジョンを自分たちで作ってプレゼンしたことで、今後の運用業務に対する意識もさらに高めていくことができるのではないかと思いました」

鈴木「僕の日常業務での担当はメディアの選定などといった部分になるのですが、いつかは戦略立案をやってみたいとずっと思っていたので、やっていて楽しかったです」

―皆さんの感想を聞いてみて東さんはどのように感じられましたか。

「大前提としてまず楽しんでやってもらいたいという思いがあったので、“楽しかった”という言葉が聞けてよかったです。こうやって大きな企画を考える機会はなかなかないですし、それを楽しんでもらえるのならば、今後の業務もまたフレッシュな気持ちで取り組めるのではと思っていたので、そうなるとより良いですね。

プレゼン大会を楽しんでもらう要素の一つとして『企画を考える』ことがあり、その面で言うとこのチームはあまり注力していなかった印象があったので窮屈な気持ちを感じていたら申し訳ないと思っていたのですが、話を聞いているとただ企画を考えるのではなく、それを成立させる“過程”を皆さんが楽しんでいたように感じました。その中で、他の部署に属するメンバーとのコミュニケーションも積極的に取っていたようなので、それが結果的に良い評価にもつながったと思います。

こういった(企画を凝るという方向には行かない、という)方針はブレたりしなかったんでしょうか?」

鈴木「それは無かったと思いますね」

「ああ、やっぱり。そうですよね。話を聞いてて思ったんですけど、皆さんちゃんと一つのチームになってますね!(笑)」

原口「皆さん本当にお疲れ様でした。優勝チームはお食事会に行ける特典があるので、そちらもぜひ楽しんでくださいね!(笑)」

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