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エンジニアが「仕事周りで気になる技術」を語る 〜Supership×ジオロジック 合同勉強会レポート〜

お疲れ様です!
Supership CXソリューション開発室でエンジニアをしております、細見と笠井です。

2024年2月16日に株式会社ジオロジックとの合同勉強会を開催しましたので、その様子について紹介いたします。
今回の勉強会にはジオロジック CTOの藪本さんとSupership CTOの名畑さんにも登壇いただきました。


なぜ開催することになったのか

私たちが所属している開発チームでは、これまで社内勉強会を何回か開催してきました。
チーム内のメンバーが登壇する形式からスタートし、データソリューションスタジオ、プロダクト開発本部と、部署の垣根を越えて参加者の幅を徐々に広げてきました。

そして今回はより視野を広げて、他社との合同勉強会を開催したいと考えました。
そこで、2020年に開催したエンジニア向けセミナー「AdTechnology Meetup」でも関わりがあった、同じアドテク業界のジオロジックさんにお声がけし、勉強会の開催に至りました。

勉強会のテーマについて

今回のテーマは「仕事周りで気になる技術」としました。
同じアドテク業界で働く他社のエンジニアが、どのような技術に関心を持っているか知りたく、このテーマを選びました。
また、両社CTOの発表テーマについては、聞いてみたい内容をエンジニアから募ったうえで設定いただきました。

勉強会の様子

今回の勉強会はSupershipのオフィスでのオフライン開催に加え、オンライン配信も行いました。
はじめにCTOの藪本さん・名畑さんに登壇いただき、その後ジオロジック様のエンジニア2名、Supershipのエンジニア3名に発表していただきました。

ジオロジック CTO 藪本さん

藪本さんには「どうやってプロジェクトを成功させるのか」をテーマに発表いただきました。籔本さんはSupership新卒の多くが読んでいる著書「稼げるエンジニアになるためのインターネット広告入門」の著者でもあり、感動しました。

これまでに失敗したプロジェクトでのマネジメント経験から、その際直面した様々な課題、それに対する試行錯誤。そこから得た教訓などについて、お話を伺うことができました。今後、マネジメント業務を担う際の心構えや注意すべき点を学ぶ良い機会となりました。

Supership CTO 名畑さん

名畑さんには「今まであった困難の生臭くて赤裸々な話」をテーマに発表いただきました。

生々しく赤裸々な体験談から得られた、「金と頭脳と量と熱意が揃っていたとしても失敗する」「評価されるのは結果」「いま楽できるコードより将来楽できるコードを書くべき」などの教訓。そして、課題や困難をどのように乗り越えたかについて、貴重なお話を伺うことができました。発表を通じて、自分自身も気をつけるべき点を学ぶ良い機会となりました。

(ちなみに、名畑さんは世界中の様々な観覧車に乗るのが趣味とのことです)

そして、エンジニアの皆さんには以下のテーマでお話いただきました。

「S4データ基盤におけるElasticsearchの使い方」(Supership 松本さん)
自分自身、業務上でS4(Supershipが開発・提供するサイト内検索ソリューション)に携わっておらず、サイト内検索でElasticsearchを使用しているのは知っていましたが、ログの分別等、ログ基盤で使用していることを新たに知ることができ、とても勉強になりました。

「ジオロジックのDatabricks in Sparkの運用事例」(ジオロジック 章さん)
業務でSparkをどのように用いているのかについて発表いただきました。他社のプロダクトにおける技術の活用法についてお話を聞ける機会はあまり多くないため、興味深かったです。

「ストレスチェック」(ジオロジック 上村さん)
社内で開催したハッカソンの制作物を紹介してくださいました。ストレスの度合いを測定する装置をソフトウェアだけでなくハードウェアまで自作されたということで、とてもユニークで楽しく発表を聴くことができました。

「LLMに初回レビューしてもらってケアレスミスを無くしたい!」(Supership 上條さん)
LLMを使用したプロダクトの中でも、エンジニアの仕事に直結するコードレビューについてお話いただきました。完全な自動レビューはまだ難しいものの、凡ミスを発見するようなレビューをフローに組み込むことができると業務効率化が期待できると感じました。

ちなみに細見は「DynamoDBでお金がかかった話」をテーマに発表しました。DynamoDBを使用するにあたって予算の面で気にすべき点や、操作や設定のミスをしてしまった場合にどう課金が発生するのか、そしてその対策について解説させていただきました。

懇親会・飛び込みLT会

勉強会後には軽食を用意し、懇親会を開催しました。
現在取り組んでいる業務内容や働く環境などについてお話し、両社の親睦を深める良い機会となりました。

また、懇親会中には飛び込みLT会も行い、「漫画を出版した話」や「ワーケーションの体験談」など、勉強会では話せなかった自由なテーマで皆さんにお話いただきました。それぞれの個性が光る発表が多くあり、会場は盛り上がりました!

まとめ

今回はチームとして初めて他社を含めた勉強会を開催しました。社内メンバーだけで開催する勉強会よりも、より幅が広く深い知識と多くの知見を得ることができました。

今後もこうした合同勉強会を継続して開催していければと考えていますので、ご協力いただける方や、良い企画があるという方はぜひ細見・笠井までお声がけください!

編注:本記事に記載されている内容は、2024年4月時点の情報に基づいています。

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